世界文化遺産登録についての予備知識 | 富士山エリアの総合ガイド - フジヤマNAVI

ついに登録!世界文化遺産 見て 知って 富士山に行こう

世界文化遺産登録についての予備知識

「富士山を世界遺産に!」高まる機運と現在の富士山ブーム

2013年6月22日、富士山の世界文化遺産登録が決定しました。本ページは2013年2月21日に作成したものです。

 国内最高峰の独立峰で、日本を代表する観光名所として愛されてきた富士山。7月1日の山開きから8月26日の山じまいまでに、毎年30万人を越える多くの登山客が頂上を目指すが、近年の“パワースポット・ブーム”で、改めて富士山の魅力を伝える特集がさまざまなメディアで展開。あの人気バラエティ『アメトーーク!』(テレビ朝日系)でも「富士山芸人」という特集が組まれるなど一大ブームを巻き起こしている。

 長年に渡り“日本の象徴”とされてきた富士山だが、意外なことに未だ世界遺産に登録されていない。そもそも世界遺産とは、1972年にユネスコで採択された「世界の文化遺産および自然遺産の保護に関する条約」に基づいており、「文化遺産」、「自然遺産」、そしてその両方に登録される「複合遺産」という区分がある。日本では、文化遺産として姫路城や原爆ドームなどが、また自然遺産として白神山地、屋久島、知床などが登録されている。

富士山は、標高3,776mと日本一の高さを誇り、豊かな自然や美しい景観、そしてその壮大さに我々は古来から魅了されてきた。そうして人々の畏敬を集め信仰の対象となることで、登山道や神社などが整備されることとなった。また、美しい円錐型の形姿は、時代を超えて多くの芸術家の創作意欲をかき立ててきた。

 かつては、ゴミや尿の問題によって世界自然遺産として世界遺産委員会に推薦されなかったこともあったが、現在ではボランティアによる清掃活動や山小屋でのバイオトイレの使用が徹底されている。その上で、上記のように日本の象徴であり、文化の母胎となってきたことを再評価し、この価値の保護・管理の体制をしっかり示していくことで、現在世界文化遺産への登録を目指している。

世界遺産登録スケジュール

時期内容
2006年11月暫定登録申請
2007年1月世界文化遺産暫定リスト入り
2011年7月静岡・山梨両県から国へ世界文化遺産登録推薦書原案の提出
2012年1月国からユネスコへの世界文化遺産登録推薦書の提出
2012年8~9月ユネスコ諮問機関(イコモス)による現地調査
2013年夏世界遺産委員会での審議→富士山世界文化遺産登録へ

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