出発前日までの心得 | 富士山エリアの総合ガイド - フジヤマNAVI

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富士登山に向けて

出発前日までの心得

さて、これで準備は整いましたね。あとは前日までにやっておきたいことを確認しておきましょう。

登山靴を新調した場合、事前に数回履いておきましょう。低山でハイキングしておくのが理想ですが、時間がとれない場合は、公園などの散歩などに使ってみるのもひとつの方法です。あらかじめ登山靴を使っておいたほうが、靴底が滑りにくくなります。また靴下の厚みの調整にもなります。くれぐれも本番で初めて箱から靴を出すことのないように‥。

普段まったく運動しないで富士登山に挑戦するのは、けっこうキツイものがあります。「喉元過ぎれば熱さを忘れる」で、富士登山なんて楽勝!という経験者の言葉にだまされてはいけません。なるべく歩くことから始めて、長時間の歩行に少しずつ慣れておきたいものです。さらにスクワット運動が登山には有効です。無事に登頂できるよう、がんばりましょう!

さて、これで準備もOKですね。あとは登山前日の睡眠をたっぷりとることです。と言っても忙しい現代人には、これが意外と難しい問題ですね。睡眠をとるコツは、登山の準備を、前日よりもっと前にしておくことです。すべて前日に、と何もしないでいると結局睡眠時間をけずることになってしまいます。寝不足では力を発揮できません。では行ってらっしゃい!

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おしえて、富士登山の疑問・質問 Q&A

初めて富士登山にチャレンジする人からよく聞かれる質問をまとめてみました。プランニング段階での疑問、実際の富士登山をする上での質問にお応えしています。初めての登山は不安もいっぱいですよね。「吉田ルート登頂記」でも写真でリポートしています。参考にしてください。

2016年の登山期間は山梨側が7月1日〜9月10日、静岡側が7月10日〜9月10日です。この期間は登山バスが運行され、山小屋も営業していますので、登山初心者の方は登山期間に登るようにしましょう。(6月末や9月上旬は一部の山小屋のみ営業しています。)9月に入ると気温はグンと低くなります。登山シーズン以外は登山のエキスパートの領域となり、装備や服装もそれに準じたものが必要です。

山小屋は事前に予約しておくことが望ましいです。特に大人数での宿泊の場合は必ず事前に山小屋に連絡しておきましょう。もちろん予定通りに登れず、予約した山小屋まで到達できない可能性もあります。しかし事前に登山の計画を立てることも大切です。何時から登山をスタートできるのか、そして自分や仲間の力量から到達できる山小屋はどのあたりなのかを検討しておきましょう。

富士山の標高は約3776mですが、これは山頂部分の中でも剣ヶ峰という一番高くなったところを指しています。剣ヶ峰は山頂の南西側にあり、吉田・須走口山頂のちょうど反対側にあります。吉田・須走口山頂から剣ヶ峰へは山頂を半周して約30分歩かなければなりません。なお富士宮口山頂からが一番剣ヶ峰に近いです。ちなみに富士山は山梨県と静岡県の県境にありますが、山頂はどちらの県にも属していません。

はい、標高が高くなるにつれ気温は低くなります。富士登山のシーズンは真夏なので街では唸るような暑さですが、山頂は真冬なみと考えてください。一般には標高が100m高くなると気温は0.6度下がると言われています。海岸で30度だとすると、富士山頂は約7度という計算になります。さらに風が吹くと体感温度はもっと下がります。体感温度が7度以下という気温は、関東地方の真冬なみです。

吉田ルートと富士宮ルートが初心者の方でも安心して歩けるルートです。山小屋の数が多く、歩きやすい登山道(登りと下りで違う)なのが吉田ルートです。夏は吉田ルート側からご来光が見えるため、登山道を歩きながらでもご来光を楽しめるというメリットがあります。いっぽう富士宮ルートは一番距離が短く、標高差も少ないという意味でラクです。しかしその分傾斜が急なので注意が必要です。

まずはこどものペースで歩ける親御さんの体力が必要です。日頃から一緒に低山の山歩きをして、ペースをつかんでおくといいでしょう。また歩くことに飽きさせない練習も大切です。カメラを手渡して写真を撮らせるなど、こどもの興味を維持させる工夫を。富士登山の場合は山小屋泊となるので、夜中に泣かないくらいの年齢になってからが理想です。

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毎年多くの人が富士登山に挑戦しています。そのなかには登山経験がない人もたくさん。普通の体力があれば登頂できます。むしろ登頂の成否を決めるのは、持ち物(装備)と天候によることが大きいです。雨や強風の中の強行登山は危険ですので、引き返す勇気も必要。ゆっくりペースで確実登山を目指しましょう。

なるべく歩くことを意識しましょう。駅の階段はエスカレーターを使わずに歩いて上る、通勤途中でひと駅分歩くなど。これだけも登山は間違いなく楽に感じるはずです。また、登山装備を新調するのなら、富士山の前に低山を歩いておくといいですよ。道具の使い方に慣れておくのも、トレーニングのうちです。

そのためにはなるべく山頂に近い山小屋まで登っているほうがいいでしょう。ただし「山頂に近い」=「標高が高い」です。標高が高い位置にある山小屋に宿泊すると、高山病を発症する可能性も高くなりますので、これはご自身の体調との相談になります。また、ご来光の前の時間帯は山頂付近が混雑しますので、予定通りに歩けないこともあります。計画を平日にしてみるといいかもしれません。

山小屋は過酷な自然環境の中に建つ登山者のための宿で、ホテルや民宿とは基本的に異なります。登山者の安全を守るためのもので、食事や寝床など必要最低限のサービスになっています。ハイシーズンは山小屋も混雑するため、布団1枚分のスペースに2人寝ることも珍しいことではありません。お互いが気持ちよく過ごせるよう登山者同士の配慮も必要です。

夕食はカレーライスが富士山の山小屋の定番です。宿泊人数が多いときは交替で食べます。夕食の時間までに山小屋に到着するように計画しましょう。
注意したいのが、飲酒についてです。標高が高いところではアルコールの回りも早いので、いつもの晩酌の量で乾杯、という訳にはいきません。乾杯は下山後の楽しみにとっておきましょう。

富士登山も女性の割合が増えてきたため、山小屋によっては更衣室を用意している場合もあります。しかし更衣室がない山小屋では、布団をかぶって着替えるなどの方法をとるしかありません。雨でびしょ濡れになってしまった場合は別ですが、速乾性の高いウェアなら着替えなくても大丈夫です。

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富士山にはどこにでもトイレがある訳ではありませんが、広い平坦な場所や山小屋の横に有料のトイレがあります。山頂には須走口下山道近くと頂上浅間大社奥宮近くにあります。登山者の数が多すぎると、当然トイレを待つ列も長くなります。我慢する前にトイレに入っておくようにしましょう。トイレは環境対策費として有料です。ポケットに小銭を入れておきましょう。また、登山期間外は携帯トイレを持参することをおすすめします。

高山病は誰にでも発症する可能性があります。山に慣れている人でも、体調がすぐれないと発症してしまうこともあります。高山病にならないためには、体調を整えてから登山をすること、5合目で30分以上過ごし高度に慣れてから出発することが大切です。寝不足のまま歩くのは厳禁です。頭痛がしてきたとか吐き気がするなど高山病と思われる症状が出てきてしまったら、なるべく早く下山しましょう。

できれば日中、明るいうちに歩くことが理想的です。山小屋には夕食の時間までに到着して、仮眠して明け方に出発するのが体には一番いいでしょう。ご来光を見るためには、まだ暗いうちから歩き出さなければならないので、懐中電灯やヘッドランプは必携です。稀に真夜中に山小屋に到着する人を見かけますが、ほかの登山者の迷惑にならないように配慮しましょう。

吐き気や頭痛などは高山病の初期症状です。少し休んでも治らない場合は、勇気ある決断(つまり下山のこと)も必要です。怪我や病気の場合は救護所で診てもらうこともできます。救護所は吉田ルートと富士宮ルートにありますので、不安な方はこのどちらかのルートで登るようにしましょう。前日までに体調を整え、登山当日に無理をしないことも大切です。

富士山では山小屋や売店でペットボトルの飲料を購入することができます。ただし下山道には山小屋や売店が少ないため、水がなくなってしまう可能性があるのは下山のほうです。山頂から下山する際に、水筒の中の水を確認しましょう。下りにかかる時間はかなり個人差があります。下りにあまり自信がない人は、多めの水を用意しておきましょう。

富士山の登山道は他の山岳地帯の登山道と比べると分かりやすく、道に迷う心配は少ないと言えます。しかし主な登山道が4つあるため、予定していたルートとは違うルートを下ってしまう「道間違い」は多発しています。4つのルートの道標はそれぞれ色が決まっており、吉田ルート=黄色、須走ルート=赤、御殿場ルート=緑、富士宮ルート=青で統一されています。道標の色も確認しながら進みましょう。道間違いが一番多いのは、下山道の吉田ルートと須走ルートの分岐点です。2014年度にこの分岐点の位置が今までより少し下に移動する予定です。現地で最新の情報に注意してください。

富士山の入山料は環境保全協力金としてトイレの汚物処理にかかる費用や登山道の整備など富士登山の環境保全のために使われます。2014年度から本格的に導入され、山頂を目指す登山者の方におひとり1000円のご協力をお願いすることになりました。任意ではありますが、皆様のご協力をよろしくお願いします。

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本ホームページ内の情報について

  • ※本ホームページ内の行動時間(歩行時間)等については、一般的な登山者(ビギナー)を想定していますが、各自の体力・経験、気象条件によっても大きく変わります。あくまでも目安と考えてください。尚、コースタイムには休息時間を含みません。
  • ※本ホームページ内の地図のルートについてはイラスト化した大まかなものです。実際の登山の時には国土地理院の25000分の1の地形図等をお持ち下さい。尚、時期によっては山小屋がまだオープンしていなかったり、閉店してしまっている場合もあります。地元の情報をご確認の上、登山して下さい。
  • ※登山ルート、及び登山口までのバスルートは自然災害等によって閉鎖されたりする場合もあります。必ず事前の情報をご確認下さい。
  • ※登山中に発生した事故、アクシデント等に対して、本ホームページは一切責任を負いかねます。登山は自己責任でお楽しみください。

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