雲上閣に泊まって、翌日のんびり登山のモデルプラン

富士登山がキツイのは、身体が高度順応していないから。
前日ゆっくり五合目に泊まって、ぐっすり睡眠をとってから、翌日スタートすれば快調に登れること間違いなし。
ベテラン登山者のお薦め登山術です。

雲上閣に泊まって、翌日ゆっくり登る1泊2日コース

1日目

1日目はスバルライン・富士吉田ルートのバスの終点、五合目にある雲上閣に泊まります。夕食までにチェックインすればいいので、ゆったり余裕を持って出かけましょう。翌朝の出発は早いので、早めに布団に入りぐっすり眠りましょう。

2日目

途中でご来光を見るために、雲上閣で朝食のおにぎりを作ってもらい、早朝まだ暗い時間にスタートします。
最初はなだらかな広い道が続きますが、六合目の富士山安全指導センター(2,390m)を過ぎると本格的な登りに入ります。

ジグザクの登山道を落石防止堤に沿って登っていくと空もだんだん変化し始め、ブルーグレーの空の中にオレンジの光、イエローの光が混じり始めます。六合目から60分ほど歩くと、七合目花小屋(2,700m)に着きます。ここから御来光を眺めます。どこからでも雄大なパノラマの中から太陽が昇ります。

御来光を堪能したらヘッドランプをしまいましょう。七合目から八合目までは約300mの登りです。
少し急登が続きます。時間には余裕があるので途中で休憩を入れながら登りましょう。
焦らずに安定した岩場を選び、一歩一歩高度を上げていけば90分ほどで八合目の太子館(約3,040m)に着きます。
晴れればはるか下に山中湖や太平洋、伊豆半島、また運が良ければ東京のスカイツリーも見えるかもしれません。
八ヶ岳も雲の上に浮かんでいることでしょう。

ここからは山小屋もたくさん出てきます。金剛杖に焼き印を押してもらっても良い記念になるかもしれません。本八合目は3,380m、この辺からは頂上のラインも見えてくると思います。頂上が見えてきたからと言って焦らずに登りましょう。頂上が見えてからなかなか着かないのが山の登りです。

いくつかの山小屋を過ぎて鳥居と小さなお宮がある九合目は3,570m。ここから繰り返しのジグザグをゆっくりとした同じペースで登っていくと2時間半程で久須志神社の鳥居をくぐります。吉田ルートの山頂(3,710m)に到着です。山頂は寒いのでウィンドストッパーやダウンを来てゆっくり休みましょう。

山頂で記念撮影をしたら久須志神社に参拝をして山頂を後にします。出発したスバルライン五合目に戻るには須走・吉田ルートの下山道を降ります。下山道は広い砂の道。ジグザクに降る緩やかな道です。下りだからと言って駆け出したり、焦って石を落としたりしないようにしましょう。

約1時間で須走口と吉田口の分岐、八合目(3,270m)に着きます。目印は江戸屋(下江戸屋)、案内板を見てルート確認をしましょう。毎年、吉田口と須走口ではぐれてしまう登山者がいますので、要注意。さらに約1時間半で七合目(2,640m富士山公衆トイレ)に着きます。しっかり足を休めたら六合目に向かいます。

落石防止のシェルターを通り、ダケカンバの林を通りすぎたら六合目はすぐです。佐藤小屋との分岐を過ぎ、登りと同じ道をたどれば五合目です。
五合目雲上閣で、コケモモアイスで英気を養っても良いし、渇いたのどにビールをグイとやるのも良いと思います。

※コースタイムは人によって大きく違います。あくまでも参考タイムです。

五合目・雲上閣について

宿泊料金等はウェブサイトで

本ホームページ内の情報について

  • 本ホームページ内の行動時間(歩行時間)等については、一般的な登山者(ビギナー)を想定していますが、各自の体力・経験、気象条件によっても大きく変わります。あくまでも目安と考えてください。尚、コースタイムには休息時間を含みません。
  • 実際の登山の時には国土地理院の25000分の1の地形図等をお持ち下さい。尚、時期によっては山小屋がまだオープンしていなかったり、閉店してしまっている場合もあります。地元の情報をご確認の上、登山して下さい。
  • 登山ルート、及び登山口までのバスルートは自然災害等によって閉鎖されたりする場合もあります。必ず事前の情報をご確認下さい。
  • 登山中に発生した事故、アクシデント等に対して、本ホームページは一切責任を負いかねます。登山は自己責任でお楽しみください。