富士宮・御殿場から富士山へ続く道路「富士山スカイライン」
マイカーで行ける日本最高所
富士山スカイラインを通ると、富士山の登山口のひとつである富士宮口富士山五合目まで行くことができます。この、富士宮口富士山五合目は標高約2,400mにあるのですが、この標高はマイカーで行くことが出来る日本で最高到達点として知られ、多くの富士登山者や旅行者に親しまれています。また、標高が高いため、雲海に出会えることが多いことも人気のひとつです。
日本の道百選の1つにも選出されている
「道の日」(8月10日)の制定を記念して、日本の特色ある優れた道路に対して選ばれる日本道百選の一つにも選出されています。
富士山スカイラインに入るルートは2つある
富士山スカイラインに入るにあたり、ルートは富士宮市方面から入る方法と、御殿場市方面から入る方法の2通りがあります。どちらからも後述の「周遊区間」と「登山区間」の分岐である富士山二合目まで向かうことができるので、アクセスのしやすい方面を利用するのが良いでしょう。
富士宮市方面側の道路は、国道139号線から富士山五合目まで距離30km、二合目分岐まで比較的平坦で走りやすい道です。
御殿場市方面は、国道246号線から富士山五合目まで距離30km。急カーブも少なく、こちらも比較的走りやすい道となっています。
スカイラインで寄り道!路線バス・周遊バス乗り放題チケット
富士山スカイライン周辺の路線バス全線(富士五湖エリア)、富士急行線河口湖駅~下吉田駅間が、券面記載の有効期間内で乗り降り自由のパスポートです!スカイラインに行くならこちらの切符を買うとお得な料金で、自由に観光できます。ぜひチェックしてみましょう。
富士山スカイラインと富士スバルラインはどちらがおすすめ?
富士山にドライブに行く際、「富士山スカイライン」に加え、富士吉田ルートの富士山五合目(富士スバルライン五合目)と富士河口湖町を結ぶ「富士スバルライン」、そして須走ルートへの登山口に通じる「ふじあざみライン」の3つが存在します。ここでは名前が似ていてどちらも人気の高い「富士山スカイライン」と「富士山スバルライン」の主な違いを比較しているので、参考にしてみてください。
【賑わい】お店が多く、賑わっているのは富士スバルライン
富士スバルラインは富士河口湖町と富士スバルライン五合目を結んでいますが、実は富士登山をする人の約7割がこちらの富士スバルラインを利用しています。富士スバルライン五合目は登山をしない観光客からの人気も高く、レストランやお土産屋もたくさん営業しています。富士山五合目からは富士五湖を見ることが出来、天候によっては雲に富士山の影が映る「影富士」が見られることもあります。
【通行料金】富士山スカイラインは無料、富士スバルラインは有料
富士山スカイラインは元々有料道路だったのですが、現在は無料で通行することが出来ます。一方富士スバルラインでは、普通車の場合通行料として往復約2,000円かかります。
【通行可能時間】富士山スカイラインは24時間通行可能
富士山スカイラインは冬期や夏期マイカー規制期間を除いて24時間通行可能となっています。一方富士スバルラインは夏は24時間通行可能ですが、それ以外の期間は例えば11月だと9:00~17:00となるなど、時期によって通行可能時間が変わります。