20.本栖湖モッシー伝説を追う | 富士山エリアの総合ガイド - フジヤマNAVI

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意外と知らない富士山20の豆知識

本栖湖モッシー伝説を追う

 美しい自然、さまざまな動植物にあふれている富士山周辺だが、実は「ミステリー」の宝庫でもある。

 たとえば、富士山周辺には古代に「富士文明」という高度な文明があったと唱えている書物があったり、富士山は自然のピラミッドだという説や、UFOの離着陸スポットだという説など、トンデモ話から夢のある伝説まで様々なミステリーが語られている。

 それほど富士山というものが人々の心をとらえていることの証ではあるが、そんなミステリーのなかでも、ひときわ変わっているのが、本栖湖の「モッシー」だろう。

 その名からもわかるようにイギリス・ネス湖の恐竜「ネッシー」と同じい未確認生物(UMA)のことだが、実はかなり古くからいわれており、1970年代から何か巨大な生物が本栖湖にいるという目撃情報が寄せられていた。

 「モッシー」という名がメディアにも大きく取り上げられるようになったのは1987年。本栖湖の湖畔で、富士山の撮影を行っていたカメラマン数名が湖面に約30mもの巨大な物体が浮上してくるのを目撃したことだ。目撃者によると、それはワニの背中のような荒々しい皮膚が見えたという。

 その後、捕獲をしようと、マグロ漁用の網を仕掛けられたが、引き揚げてみると何かが食いちぎったようにビリビリにされていたということがあり、「モッシー」は一気に話題になった。

 近年では、目撃情報はほとんど報じられなくなったが、この「モッシー」が単なる都市伝説ではなく現実味をもって語らえるのには理由がある。それは、本栖湖の深さだ。

 富士五湖はあまり深くない。河口湖は15.2m、山中湖は15m、精進湖は15.2m。西湖は73.2mとやや深いが、本栖湖は水深138メートルだと圧倒的に深いのだ。

 1500万年以上昔、富士山のあたりは海の底で、クジラの先祖である巨大な生物などが暮らしていたという。本栖湖の底で、それらが独自の進化を遂げていたらーー。

 湖面を眺めながら、そんな古代のロマンに思いを馳せてみるのもおもしろいかもしれない。




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