足柄万葉公園バス停→矢倉岳→矢倉沢バス停

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コースのポイント
① 広くて開放感のある山頂は、リラックス効果抜群!
② 万葉公園からのルートはアップダウンが少なく登山入門者にも安心
③ 春から初冬までハイキングが楽しめる
足柄万葉公園バス停→山伏峠
万葉公園行きバスを利用して山伏平へ
コースガイドでは矢倉沢バス停から足柄駅まで歩くロングコースを紹介していますが、季節運行の足柄万葉公園行きバスを利用したショートルートを歩いてみましたのでレポートします。このコースは登山口から比較的起伏の少ない登山道を歩きますので、ファミリーや登山入門者の方におすすめです。ただしバス便は土日のみ、4月から11月までの運行となりますのでご注意ください。
万葉公園に入り、北に進みます。公園内は散策路が複数ありますが、一番谷側の道を歩けば矢倉岳に通じる登山道になります。途中で地蔵堂に下る登山道との分岐を見送り、針葉樹の森の中を進んで行きます。この道はアップダウンが少なく歩きやすいです。分岐から30分ほどで矢倉岳を眺める展望スポットに着きました。丸太の椅子もあり、小休止するのに適した場所です。
登山道は徐々に登り基調になってきました。矢倉沢に下山できる道との分岐を左の矢倉岳方面へと進み、少し登ったところが山伏平でした。ここも分岐点になっており、山北町の酒水の滝方面へと下ることができます。山伏平で休憩して息を整え、次の1本で山頂を目指します。







山伏峠→矢倉岳→矢倉沢バス停
山伏平から矢倉岳へ。広い山頂だけど、富士山はどこに?
山伏平から先は急な登りになります。階段状になった登山道を25分ほど上っていくと矢倉岳の山頂に到着しました。大人数でお弁当を広げても大丈夫なほど、とても広い山頂です。富士山は北西方面に見えるはずですが、この日は残念ながら雲に覆われて見えませんでした。また矢倉岳と言えば山頂にある展望台が有名ですが、取り壊されていました。(2013年10月26日現在の情報です)
山頂でランチタイムをのんびりと楽しんだら、矢倉沢バス停へと下山です。山頂から東へ進み、樹林の中を下っていきます。山頂直下はやや急な箇所もありますので、滑らないよう注意しましょう。
ハイキング当日は山全体がガスに覆われており、樹林の中の登山道はとてもしっとりとした雰囲気でした。10月中旬ということもあり紅葉はまだ進んでいませんでしたが、足元を観察すると小さな木の実や栗、キノコ類を見ることができました。また秋はハチの活動も活発になる季節です。登山口近くの登山道にオオスズメバチの巣があるとの貼り紙がありましたので、十分注意が必要です。
登山道がアスファルトになり、廃屋を過ぎると下山口はもうすぐです。茶畑を左手に見ながら進み、動物除けの扉を抜けて集落に出ます。集落ではちょうどそばの花が満開できれいでした。橋を渡って矢倉沢公民館の前を通り、突き当りの車道に出ると矢倉沢バス停があります。





