上日川峠バス停→大菩薩嶺→大菩薩峠→上日川峠バス停

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コースのポイント
① 稜線上から広がる富士山の展望
② なだらかな尾根で快適な縦走が楽しめる
③ 周回コースでマイカー派にも便利
上日川峠バス停→唐松尾根→雷岩→大菩薩嶺→雷岩
唐松尾根を上がって、まずは大菩薩嶺へ
上日川峠を拠点に、大菩薩嶺と大菩薩峠を結んだ縦走ルートが楽しめる大菩薩エリア。コースガイドのほうでは大菩薩峠から大菩薩嶺に向かうコースを紹介していますが、先日、逆コースで歩いてみましたのでレポートします。
バスまたはマイカーの場合は、上日川峠が登山口になります。上日川峠から細い車道を20分ほど歩いていくと福ちゃん荘に着きます。タクシーの場合はここまで入れます。福ちゃん荘は大菩薩嶺方面と大菩薩峠(介山荘)の分岐点になります。今回は唐松尾根を上がって、ダイレクトに主稜線に出ることにしました。
唐松尾根は比較的歩きやすい登山道で、なだらかに高度を上げていきます。ここはペースを上げ過ぎないように注意しました。傾斜がきつくなってきたら主稜線はもうすぐです。
急登を終えると主稜線に出ました。右手には雷岩と呼ばれる露岩があり、ここからの眺めも抜群です。でも今回はあいにく濃いガスに覆われて展望がありません。風も強く寒いので、そのまま大菩薩嶺を目指すことにしました。樹林の中の小道を進み、大菩薩嶺に到着。雨が降ってきたので雨具を着ました。雨支度を整えて、再び雷岩へと戻ります。






雷岩→賽ノ河原→大菩薩峠→福ちゃん荘→上日川峠バス停
稜線漫歩の予定が、残念ながら展望なし…
雷岩から稜線を歩いて賽ノ河原を目指しました。本来ならこの辺りも眺めのいいところなのですが、風雨が強くなり視界が悪くなってきました。山はいつもお天気とは限りませんから仕方ありません。風で体感温度が低いので、賽ノ河原にある避難小屋で風を除けて休憩することにしました。ここでランチタイムです。
湯を沸かして紅茶を飲み、体が温まったところで出発です。賽ノ河原から登り返し、左手に少し進んだところが大菩薩峠です。ここからの眺めは抜群!のはずでしたが、残念ながら濃霧の中でした。
介山荘の前を通ってトイレに立ち寄り、福ちゃん荘へと下山することに。お天気ならば石丸峠と熊沢山を経由して上日川峠に下るサブコースも検討していましたが、今回は天候不良のため早めに下山することにしました。介山荘前の階段を下りて登山道に入り、なだらかに下っていきます。
福ちゃん荘に出たら、往路に通った道を下りて上日川峠に戻りました。大菩薩嶺はコース途中にトイレがあり、女性にも安心なエリアです。また福ちゃん荘、介山荘ともに宿泊や食事ができますので、登山入門者や写真愛好家の方にもおすすめです。






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●こちらでご紹介しているコースは、主に春から秋にかけてのハイキング(山歩き)を想定しています。雪のあるときに登る人はアイゼン等、冬の装備をお持ち下さい。
●コースタイムはスタッフが実際に歩いた時間ですが、各自の経験や体力、自然環境などによって時間が大きく変わります。余裕を持って行動しましょう。
●記載した情報は予告なく変更される可能性があります。実際に歩くときは事前に地元の観光協会等で調べてから行動しましょう。
●バスの時刻は季節によって運行が変わります。事前に調べてから計画を立ててください。
●登山計画書は登山者のマナーであり、義務でもあります。登山口の登山届けポストや地元の警察署に届けてください。
●山登りは自己責任を問われるスポーツです。自分の体力や経験を充分見極めてから行動してください。