河口湖もみじ回廊 | 秋を肌で体感できる美しいスポット

標高830mの河口湖。この湖畔には60本の「巨木もみじ」がまるで道案内でもしてくれるかのようにもみじ回廊に立ち並び、約1.5kmのもみじ街道をゆっくりとドライブしながら楽しむことができます。また、一本一本のもみじ並木をじっくり味わいながら、秋の芸術「紅葉」を満悦するのも心が落ち着く一時となるでしょう。河口湖の紅葉は山梨県では人気が高く、紅葉のみならず、観光やレジャーで時間を過ごすことも可能です。

2022年は10月29日から11月23日まで「2022富士河口湖紅葉まつり」が開催されます。例年11月上旬から中旬が一番の見頃を迎えます。河口湖の標高が830mですから、都心よりも多少早い時期の紅葉と考えた方が良いでしょう。

1.5km以上に渡る長さの「もみじ回廊」は、もともと大正時代、この地域の河川氾濫をきっかけに災害阻止のため、住民の力でもみじの木々が植えられました。このため、紅葉まつりなどの手作りイベントを通し、住民の愛着心がとても強いです。また、「もみじ回廊」のハイライトは、ライトアップに照らされた神秘的で美しい紅葉。散歩やサイクリングで昼のもみじ鑑賞も風情がありとても綺麗ですが、通常味わえない暗闇の中に写し出される独特な紅葉は、幻想に包まれている特別な世界です。必ず見ておきましょう。

一番注意しておきたいのは、交通・混雑状況。「もみじ回廊」の紅葉は、綺麗で素晴らしいがゆえに、たくさんの観光客が訪れます。金曜日でも混むようなので、土日は相当の人混みで、ゆっくり落ち着いて写真を撮ることも難しいようです。紅葉のピーク時期に行くことを考えると、できれば平日の昼間に訪れるのが良いでしょう。週末であれば、朝早くか夕方の落ち着いた時間帯に行くと賢明です。また、週末昼間の駐車は、多少時間が掛かることを念頭におきましょう。

河口湖周辺の11月平均最高気温は、13.3℃。夜の気温はグッと下がり、3℃以下になります。昼間は肌寒く、薄手のコートで間に合うかもしれませんが、ライトアップの紅葉を見るには、厚手のコートやセーターにブーツ、そしてマフラーなど、しっかり体を覆った防寒準備をしておきましょう。紫外線の心配は、ほとんどありません。

河口湖畔には、400-500本のもみじの木が立ち並び、富士山と河口湖を背景に紅葉を楽しみことができます。色彩豊かな河口湖畔のもみじの葉に、思う存分浸ってみてはいかがですか？昼間はゆっくり歩きながら、出店の飲食やお土産店にふらっと立ち寄り、秋の季節を満悦してください。また、夜の幻想的なライトアップは独特な雰囲気に魅了されます。