大石公園とは?
河口湖の北岸にある大石公園は、湖と富士山を一度に両方眺めることができる絶景スポットとして知られ、湖畔の遊歩道に沿ってチューリップや芝桜など四季折々の花々が咲きほこり、訪れる人たちに感動を与えています。
そして、その花々のうち、初夏に咲くのがラベンダーです。
良く晴れた日には、富士山をバックに湖とラベンダーの写真を撮ろうとするカメラマンたちで大石公園は早い時間帯から大変賑わっています。
また、大型の駐車場や入園料は無料で、小規模ですがブランコや砂場、すべり台といった遊具のあるエリアもあるため、子連れでも楽しめると評判です。
大石公園内の施設
河口湖自然生活館
河口湖自然生活館は、河口湖の自然から生まれた素材を生かして、私たちの生活に密着したモノを作っているショップです。
特に、ブルーベリー関連の食品や香り系の商品が数多く並んでおり、自家製ブルーベリージャムは大人気。
また、販売だけでなくジャム作りの体験教室も開催されたり、食べ放題のブルーベリーやさくらんぼなど季節ごとに異なるフルーツ狩りに参加できたりします。
館内にはカフェがあり、目の前に広がる壮大な河口湖と富士山を眺めながらちょっと一服なんて方も多いようです。
おおいし屋
大石観光協会が運営している直売所「おおいし屋」では、地元の新鮮な野菜や舞物の刺身こんにゃくや、地元の人々から長年愛され続けている砧の天然酵母パンなどが販売されています。
ハーブフェスティバルとは?
大石公園で行われるイベントの中でも毎年大盛況なのが「ハーブフェスティバル」です。
同じくラベンダーで有名な八木崎公園とともに、ハーブフェスティバルのメイン会場としてイベントを盛り上げています。
このハーブフェスティバルでは、ラベンダーの咲く6月中旬~7月上旬までの間開催され、富士山をバックに満開のラベンダーを見物することができます。
イベント期間中は、地元グルメのお店が立ち並んでいたり、山梨県や河口湖の名産品や特産品を購入できるショップがあったり、ステージでは催し物が開催されたりといつもと違う大石公園を楽しむことができます。
ラベンダーの見頃&2020年の開花状況
大石公園のラベンダーの場合、2020年は6月15日頃からだんだんと紫色に色づき始め、6月29日頃には「早咲き品種」が見頃となり、大体7月10日頃までは見頃が続いたと言われています。
そして「遅咲き品種」は、7月7日頃~7月17日頃まで見頃が続いたようなので、7月7日~10日に大石公園を訪れた人たちは、早咲き・遅咲きともに満開に咲く美しいラベンダーを見ることができたのではないでしょうか。
大石公園には、満開に咲いたラベンダーを楽しむことができるハーブフェスティバル以外にも四季折々のイベントも開催されています。是非一度訪れてみてはいかがでしょうか。
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