Aコースのレベル
■歩行時間:約3時間10分
■歩行距離:約5km
■体力度:★☆☆
■難易度:★★☆
登山適期
3月中旬から12月。中腹にある公園は桜の名所で、4月上旬が見頃。
スタート地点
大月駅(地図上【1】)
ゴール地点
大月駅(地図上【1】)
Bコース:禾生駅→九鬼山→田野倉駅ルート
Bコースのルートと時間
スタート:禾生駅(地図上【2】)
↓
↓(約15分)
↓
落合水路橋
↓
↓(約95分)
↓
富士見平
↓
↓(約5分)
↓
九鬼山
↓
↓(約55分)
↓
札金峠
↓
↓(約60分)
↓
ゴール:田野倉駅(地図上【3】)
Bコースの詳細~桃太郎伝説の残る山へ~
大月市の百蔵山(ももくらやま)で生まれた桃太郎が、犬と猿とキジを連れて鬼を退治に九鬼山にやってきたという伝説が語りつがれています。今では鬼が住むイメージとはかけ離れ、ヤマザクラやヤマツツジをはじめ可憐な植物が咲き誇る美しい山です。
富士急行線の禾生(かせい)駅で下車したら、国道139号線を左へ進みます。10分ほど歩いたところにある落合橋で右に入ると九鬼集落です。すぐに愛宕神社コースと杉山新道コースの2手に分かれますが、ここでは右の杉山新道に行きます。新道は整備されて歩きやすく、春にはたくさんの草花を見られます。
登山道は弥生峠で尾根に乗ります。ベンチがあるので最初の休憩に最適です。少し休んでから出発としましょう。
尾根道を進み、ゆるやかに登っていきます。歩きやすい登山道で、快適な山歩きが楽しめます。鈴ヶ音峠から続く登山道が右から合流すると、もうすぐ富士山の展望所に着きます。山頂からは富士山が見えないので、手作りのベンチの置かれた富士見平で富士山の展望を満喫しましょう。山頂へはここから3分ほどです。
九鬼山の山頂にもベンチがあり、大月方面の展望が開けています。本コースでは山頂を奥に進んで札金峠へと下りますが、山頂直下がかなり急で両側が切れ落ちているガレ場を通過しますので、下りに自信がない方は同じ道を戻るようにしましょう。
虎ロープのある急な下りを慎重に下り、次は山腹をトラバースしながら進むと、紺屋の休場という平坦な場所に出ます。ここまでくればひと安心です。札金峠まで来たら左の道へ進み、ジグザグに下っていきます。やがて登山道は札金沢に出合い、集落に出たら富士急行の線路を渡ります。線路に沿って進めば田野倉駅です。

札金峠

九鬼山山頂

落合水路橋の手前
Bコースのレベル
■歩行時間:約3時間50分
■歩行距離:約6km
■体力度:★★☆
■難易度:★★☆
登山適期
4月中旬から11月。新緑の春と紅葉の秋がおすすめ。春にはマメザクラ、イカリソウ、ヤマツツジなどが咲き美しい。