地方創生で復活した「熱海ブランド」
2011年には246万人にまで落ち込み、旅行者の下火をみていた熱海でしたが、ここ数年の間に、熱海市の宿泊客数は300万人を超え、見事V字復活を果たしています。要因は、リノベーションによるまちづくり、今時のスタイリッシュで洗練された良質の店舗や世界観によって幅広い年齢層からの支持を集めています。
熱海の魅力とは!?
1. 温泉街として
熱海は温泉で有名ですよね。日本の三大温泉の一つとも言われ、古くは1500年前の仁賢天皇の時代、海中から熱湯が噴き出し、魚が爛れ死ぬのを近郷の者が発見、そこから「熱い海」であることから、熱海と名付けられたとされています。温泉とゆかりが深く、今でも熱海エリアには入浴できるスポットが多数あります。
2. 夏の風物詩「海水浴と花火」
海岸沿いにある「熱海サンビーチ」は、夏のシーズンには海水浴ができるスポットです。南国に来たかのようなヤシの木が立ち並び、宿泊施設も充実、夏は海水浴ができる他、花火大会も開催されます。夜の海岸もライトアップもされ、デートするにはおすすめです。
熱海で通年開催される熱海海上花火大会は、日本一とも呼び声の高い花火打上会場であり、熱海湾を3つの山が囲んでいる環境のため、海で打ち上がった花火の音が山々に反響し、スタジアムでのライブのような音響の効果があるため、すごい迫力の花火です。
開催時間はそれぞれ20:00〜と少し遅めですので、やはりこういうイベントをみて堪能したいのであれば宿泊すべきです。夜の熱海も商店街の散歩や食事をして、夜ホテルや旅館で熱海湾を眺めながらゆっくりおしゃれにくつろげる、まさに最高のスポットです。
■2020年(令和2年) ※1月・2月・3月・11月はありません※
春 4/18(土)・4/29(水・祝)・5/9(土)・6/14(日)・6/27(土)
夏 7/26(日)・7/31(金)・8/5(水)・8/18(火)・8/21(金)・8/23(日)・8/27(木)
秋 9/22(火・祝)・10/10(土)
冬 12/6(日)・12/13(日)
3. ゲストハウスやおしゃれなお店
熱海の賑わいをを取り戻そうと、商店街の中央にはリノベーションしたゲストハウスや、熱海銀座商店街に若者を呼び込むカフェなど、これからの世代にも堪能してもらえるような街づくり、観光開発が行われ、多くの人々で賑わっています。
熱海へのアクセス方法
電車
熱海へは都心から出ている東海道新幹線、特急列車踊り子号、東海道線の普通列車を使って行けます。東京駅や品川駅、横浜駅などから東海道線に乗車して熱海まで直通ですので、普通電車であれば費用も抑えることができます。
関西方面方であれば、新大阪駅・京都駅から熱海駅まで東海道新幹線「こだま」が運行しています。新幹線であれば2時間50分~で11,340円~です。
車
自家用車、レンタカーなどお車で向かう場合は、東京IC(東名高速道路)→厚木IC(小田原厚木道路)→小田原西(真鶴道路)→湯河原町(国道135号線)のルートで熱海まで向かいます。
料金は料金所で支払いがおよそ2,000円ほどです。4人などで行く場合は安上がりですね!
今時の熱海観光のおすすめスポットをご紹介
熱海のおすすめ観光スポットを早速ご紹介!今まで知らなかった、こんなところ行ってみたい!と思える場所をご紹介します。新しい熱海の魅力を再発見できるかも!?
1. 熱海駅「平和通り商店街」
JR熱海駅からすぐ!熱海駅前平和通り商店街です。ここは熱海の超有名観光スポットでしょう。熱海に来たら一度は誰でも訪れる商店街でぶらりと気ままに散策しながら楽しみましょう。
老舗の温泉まんじゅう屋さんである「利久」です。何代も続く名店で、おじいちゃんおばあちゃんが接客してくれます。ここでおまんじゅうを1個110円から購入できます。私はウグイス餡のお饅頭を一つ購入して美味しくいただきました。ちっちゃくて可愛いお饅頭です。
熱海は、JR東海道線熱海行きに乗車し、東京(東京駅、品川駅)からだと2時間半ほど(新幹線であれば4,50分ほど)、藤沢駅からも約1時間と、少し長旅になりそうです。往復でも3〜4時間はみておいたほうがいいため、熱海に滞在できる時間はそう多くはありません。日帰りでも充分楽しめますが、もし余裕を持って熱海で楽しみたい方はぜひ宿泊することをオススメします。