⑤柿田川湧水群&三島

東洋一の湧水の量のある風景を撮る
日本の名水百選にも選ばれている柿田川湧水群。
その湧水量は多い日は一日に100万トンにもなり、東洋一といわれています。
柿田川湧水群の付近は柿田川公園として整備されており、水と緑のある風景を楽しむことができます。
三島駅から車で15分ほどで行け、周辺で生活を営む人々の暮らしを写真に切り取るのもよいでしょう。
撮影のポイント
同じ被写体で横位置(横長の写真)と縦位置(縦長の写真)の両方で撮ってみると、違った見え方の写真ができます。
横位置は広がりや雄大さ表現するのに向いていて、縦位置は高さや長さを強調するのによいでしょう。
上の写真を縦位置で撮影したら、奥に写る富士山が違った表情を見せてくれるかもしれません。
柿田川湧水群へのアクセス

東海道新幹線三島駅からバスで約12分、柿田川湧水公園前下車すぐ
⑥富士山本宮浅間大社

境内の満開の桜がライトアップされるのが見どころ
富士山をご神体とする全国の浅間神社の総本宮。
806年にこの地に建てられたといわれています。
7月に富士山の山開きをする際、登山者の安全を祈願する祭りなど、1年を通して様々な祭事が行われています。
桜の季節になると、夜間は提灯が点けられ、雅楽・舞楽の奉納を見ることができます。
ぜひカメラを持って出かけてみましょう。
撮影のポイント
空や水の青さを出したいときは、カメラの「仕上がり設定」を変えると、イメージに近い写真が撮れます。
仕上がり設定の名称はメーカーによって違い、「ピクチャースタイル」や「ピクチャーコントロール」などと呼ばれています。
そのモードを「風景」にすると青空がより鮮やかになります。
富士山本宮浅間大社へのアクセス

東名高速富士ICから西富士道路・国道139号経由で約10km
⑦田子の浦港&中里

生しらすを味わいながら富士山と漁港の風景を楽しむ
駿河湾に面した田子の浦港には、富士山の伏流水が潤井川を通って流れ込んでいます。
その名産は生しらす。
“一艘曵き”という漁法にもこだわり、水揚げされたばかりのしらすを周辺のお店で味わうことができます。
港からは富士山と駿河湾が一望でき、漁港の人々の営みと富士山を撮影できるでしょう。
また、この付近では東海道新幹線と富士山を一緒に撮ることができます。
上の写真は田子の港から3キロほど離れた中里で撮影されたものです。
撮影のポイント
新幹線と富士山は、一度は撮ってみたいと思う人も多いことでしょう。
新幹線など速度が速いものを写したいときは、連写機能を設定し、あとでよい写真を選ぶようにします。
シャッタースピードを調整できる一眼レフでは、できるだけ早いシャッタースピードを選ぶとぶれずに撮ることができます。
田子の浦港へのアクセス

東海道新幹線新富士駅から富士市田子浦地区コミュニティバスしおかぜで約27分、前田新田東下車すぐ