パノラマ台→鉄砲木ノ頭→切通峠→高指山→石割の湯バス停

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コースのポイント
パノラマ台→鉄砲木ノ頭→切通峠
天下一のパノラマが広がる鉄砲木ノ頭へ
コースガイドでは三国山ハイキングコース入口バス停から歩くコースを紹介していますが、今回はパノラマ台までタクシーを使い、鉄砲木ノ頭・高指山とめぐって石割の湯に下山するコースを歩いてみましたのでレポートします。富士山の眺めだけでなく、山中湖と雪をかぶった南アルプスの3千m峰の山並みが印象的でした。ぜひ秋から初冬にかけての空気の澄んだ日に歩いてみることをおすすめします。
パノラマ台は山中湖の上に浮かぶ富士山のビュースポットとして有名で、今日はここからスタート。すでに多くのカメラマンが三脚を立てていました。トイレに入って準備を整え、まずは枯れカヤトの道をのんびりと登りはじめました。時間は9時半を過ぎたころでしたが、霜が降りた土の道はまだ凍っていて、霜を踏むサクサクという音が軽快なリズムを刻んでいます。ちょうど30分くらいで鉄砲木ノ頭に到着しました。
山中諏訪神社奥宮が祀られた山頂は広く、開放感抜群!山中湖の向こうには富士山がどっしりと裾野を広げています。その右側には南アルプスの主稜線が見えます。富士山に近いほうから赤石岳、悪沢岳、塩見岳、農鳥岳、間ノ岳、北岳、甲斐駒ヶ岳です。山好きにはたまらない光景でしょう。私たちも景色を堪能してから高指山を目指して出発しました。
山頂からの主稜線は西は山梨県、東は神奈川県と県境になっています。稜線を北へ進み、気持ちのいい尾根道歩きが続きました。広葉樹の森はすっかり葉を落とし、枯葉に覆われた登山道を50分ほど歩いて切通峠に到着。高指山まではもうひとがんばりです。







切通峠→高指山→富士岬平→石割の湯バス停
高指山でのんびり昼食タイム!
切通峠からせまい稜線を歩いて30分強で高指山に着きました。高指山は枯れ草の上に広がる丸い丘のような山頂です。眺めはとびきりよく、この周辺では穴場スポットではないでしょうか。山中湖の上に富士山が浮かんでいます。壊れたベンチに座り、ここで昼食としました。バーナーで湯を沸かし、温かい食事で体を温めながらのんびりと過ごしました。
ランチタイムと展望を十分に満喫し、今日は下山することにします。本コースではこのまま平野へ下山していますが、今回は少し北側にある富士岬平から国道413号を経由します。富士岬平からさらに北側にある大棚ノ頭から山伏峠を経由して国道に出ることもできます。ただし山伏峠バス停の便は平日のみで、本数が非常に少ないので注意してください。
アブラチャンの林のなか、落ち葉を踏みしめながら歩きます。バラシマ峠を過ぎ、小ピークへと上がっていくと、あっという間に富士岬平に到着。ここからの富士山の展望もすばらしいです。最後の展望を楽しんだら、小ピークから西へのびるカヤトの尾根をまっすぐに下ります。別荘地の車道を歩き、どんどん下ると国道413号線に出ます。国道413号は道志みちと呼ばれる道で、右は道志村に続いています。国道を左に進み、約20分歩けば石割の湯です。





