富士山に見守られながらのロードレース
毎年5月末に行われる「山中湖ロードレース」は、2017年で37回目を迎えた歴史ある大会です。
標高1,000mの場所にある山中湖周辺は春の訪れが遅く、5月に入ってからも涼しい気温が続きます。
長い冬がようやく終わろうとする5月の末ごろに、やっと新緑が芽吹いてくる山中湖。
その自然の訪れを見ながら走ることができる人気のマラソン大会です。
初心者から上級者まで!楽しく走ろう
「山中湖ロードレース」は、13.6kmを走る「山中湖一周コース」と、21.0975kmを走る「ハーフマラソンコース」の2つのコースが用意されているマラソン大会です。
山中湖湖畔にある役場前交差点からぐるりと山中湖を回り、山中湖中学校でフィニッシュを迎えるので、山中湖周辺の木々の芽吹く新緑の香りを感じながら走ることができます。
特に、白く小さい花を付けるズミの香りは格別で、春の装いを楽しむために毎年参加を希望するランナーもいるほど。
健康で完走可能な方は参加することができますが、距離が長めなハーフマラソンは満16歳以上方からと制限されています。
マラソンに初めて参加する方は、子供も参加可能な「山中湖一周コース」から始めてみてはいかがでしょうか。
目当てはトン汁?レース後の魅惑の一杯
コース上にはボランティアの人たちが点在し、ランナーを強力にサポートしてくれます。
要所ごとに設置された「給水所」や安全を守る「消防車」、いざという時の味方「救護所」など、多数のスタッフがランナーを見守り、観客たちは熱い応援を送ってくれます。
そして、精一杯走った後は、しっかり栄養補給をしましょう。
「山中湖ロードレース」の名物の一つに、レース後の豚汁サービスがあります。
新鮮な具材を使い、ボランティアスタッフが愛情込めて作ってくれた豚汁は、疲れた体にしみわたりマラソンの充実感を高めてくれます。
この豚汁が目当てで毎年参加するランナーもいるそうですよ。
当日の移動は、早めの行動がカギ!
会場までのアクセスは「マラソンバス」が便利!
大会当日になると「マラソンバス」が運行します。
こちらは、「新宿~大会会場」「横浜~大会会場」を往復で走る、山中湖ロードレース専用バスです。
当日は駐車場の空きが心配なので自動車移動は控えたいという方や、マラソンに集中し体力を温存したいので楽に移動したいという方におススメです。
申し込みはインターネットのみでの受け付けになりますが、人気の移動手段なので毎年すぐ売り切れてしまうそうです。
大会出場の申し込みが済んだ時点で、「マラソンバス」を申し込んでおきたいですね。
車で行きたい!駐車場はあるの?
東京方面からは中央道で「河口湖IC」へ、そこから東富士五湖道路で「山中湖IC」で下りたらR138を5分ほど走ると「山中湖中学校」へ着きます。
関西方向からは東名高速で「御殿場IC」へ、そこからR138を35分ほど走ると「山中湖中学校」へ着きます。
当日は、大変混在しますので朝早くの到着が見込めない場合、駐車場の確保は難しいかもしれません。
マラソン当日の夜に山中湖周辺で宿泊予定がある場合は、ホテル側に早めの駐車場利用をお願いしたり、なるべく公共の交通機関を利用したほうが無難です。
何事も、事前に準備を済ませておけば、当日はマラソンに集中して挑むことができるでしょう。
本気の走りで上位を目指す方も、自然を体感しながら走りたい方も、山中湖の大イベントを大いに楽しみましょう!
山中湖のすぐ近く!「ホテルマウント富士」
【雄大な富士山を一望できるホテル】ホテルマウント富士
ホテルマウント富士は、富士を見るために建てられたホテルです。そのため、見ると幸せになるといわれている「紅富士」の名所とも言われ皆様に親しまれています。
優雅な敷地内で自然や動物なども鑑賞できます。ホテル内にいるだけでも飽きません!
ホテルマウント富士の名物温泉「はなれの湯」で美しい景色と厳選された温泉に、心も体も癒されます。