そもそもカヤックってどんなスポーツなの?
カヤックは1人から複数人で乗る、絵の先に水かきの付いたパドルを使って漕ぐ水上の乗り物です。よく似た乗り物にカヌーというものがありますが、一般的にカヌーは舟の上側がよくレジャー先で見かける手こぎボートのように多いのないタイプになっています。また、カヌーはカヤックと違いパドルの片側にしか水かきが付いていないパドル(シングルブレードパドル)を使います。
水かきが2つのパドル(ダブルブレードパドル)で上に覆いのある(クローズドデッキ)のカヤックは、カヌーと違って操作性が高く身体の左右の筋肉をまんべんなく使います。継続して運動するので良い有酸素運動になりますよ。
本栖湖でのカヤック? 何かいいことあるの?
本栖湖は日本の湖沼の中でも透明度の高さで20以内に数えられたことのあるほど透明度の高い湖として有名です。季節や天候にもよりますが一説によると10m超も見通せるほどといいます。透明度の高さで天気の良い日はエメラルドのように光る水面から湖の中を泳ぐ魚を眺めることもできますよ。
また、雄大な富士山の姿を間近に眺められるのも、本栖湖でカヤックをする魅力です。より東京に近い場所でカヤックを愉しむのもそれはそれで面白いでしょうけれども、富士山の雄姿は他に比べようのない日本一の景色の一つに間違いありません、必見です。年に何度か通えば、本栖湖と富士山の四季の景色の移ろいの違いに気づけますよ。
本栖湖は動力船の乗り入れができません。他船の航跡の影響を受けにくいというのも本栖湖でカヤックツーリングをする魅力ですね。
本栖湖でカヤックができる施設と料金は? レンタル? 船持ち込みは?
本栖湖近くの「本栖湖いこいの森キャンプ場」では、元国体選手のインストラクターがカヤックの乗り方を丁寧に教えてくれます。先生は上手でももちろん初心者歓迎とのこと。
カヤック本体はレンタルも可能ですし、持ち込みもできます。
本栖湖いこいの森キャンプ場の施設の利用料も含む料金は以下の通りです。
カヤック・ツーリング利用料(本栖湖いこいの森キャンプ場)
大人・子供お一人様
・1日(午前・午後、合計5時間) 8,000円(昼食含む)
船持ち込みの場合、6,000円
・半日(午前中のみ)6,000円(昼食含む)
船持ち込みの場合、5,000円
※開催期間:4月上旬~10月下旬
※2名より催行
※カヤックのみのレンタルは 2,000円/日(ライフジャケット付)
人数限定で集合場所の打合せも必要ですので事前予約がおすすめです。
また、本栖湖いこいの森キャンプ場はキャンプサイトもあります。別の記事でご紹介しています。後ほどこちらの記事の下のリンクからチェックしてみてくださいね。
本栖湖いこいの森キャンプ場
住所:山梨県南巨摩郡身延町釜額2035(〒409-3105)
(※住所の読み:やまなしけん みなみこまぐん みのぶちょう かまびたい)
電話番号:0556-38-0559
営業期間:4月~11月
駐車場:無料
カヤックをするならこれを持っていきたい! おすすめ物品リスト
本栖湖でスクールやツアーに申し込んでカヤックをする場合、基本料金の中にカヤック本体やライフジャケットなども含まれています。事業者によっては履き物(ウォーターシューズ)の用意があるところもあります。事前予約時に確認されるとよいでしょう。
「特に準備の必要はないですよ、動きやすい服装だけで大丈夫です」と言われるかもしれません。旅行で行くなら帰路の元気も確保できるようにしたい、後から懐かしむための工夫もしたいものですよね。持っていくのは何が良いか、一度確認してみましょう。
当日の服装は水に濡れても構わない速乾性の高い化繊素材の上下、帽子、サングラスがあるとよいでしょう。眼鏡やコンタクトを使用している方は、眼鏡の落花防止用のストラップや使い捨てコンタクトを使用/予備を持参などすると安心です。天候によっては風が冷たく感じます。ウィンドブレーカーなど防寒できるものも持っておくとよいでしょう。
靴はかかとのあるサマーレジャー用のベルクロサンダルや樹脂製サンダルだと、脱げにくく濡れても気になりません。
また、日焼け止めやタオル、ペットボトルの飲み物があるとよいでしょう。防水のカメラか、スマートフォンなどを防水ケースに入れて持ち込めば、思い出を振り返るのにも便利です。
以上を防水バッグに詰めれば、万が一水に濡れても落ち着いて対処できますよ。
カヤックの帰りに! 一日の汗を流してリフレッシュ
富士山のそばといえば、やはり温泉も外せません! せっかくここまで来たのですから、本栖湖から近い温泉にも立ち寄ってみましょう。
「富士西湖温泉いずみの湯」はリゾートホテルなどを経営するHAMAYOUリゾートの系列の温泉です。日帰り温泉なので、宿泊せず返る予定の方でも気軽にご利用できますよ。本栖湖から車で30分ほど東側にある西湖のほとりに位置しています。都心からなら帰り道の方向なので、立ち寄りやすいですよ。
湖を渡る風や日差しにさらされて知らず知らず疲れた身体も、ちょっと立ち寄ってお湯につかればほぐれて一気にリフレッシュできますよ。
入浴料(いずみの湯)
大人900円 小学生500円 幼児400円
富士西湖温泉いずみの湯
住所:山梨県南都留郡富士河口湖町西湖987(〒401-0332)
電話番号:0555-82-2641
営業時間:10:00~21:00(土曜・祝前日:~22:00、7月下旬~8月下旬:9:00~23:00、閉館30分前にて受付終了)
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本栖湖いこいの森キャンプ場は富士五湖の一つ「本栖湖(もとすこ)」の湖畔にあるキャンプ場です。水の透明度の高さから釣りやウォータースポーツで人気のある本栖湖近くとあって、様々なアクティビティが楽しめます。「キャンプ場だからテントに宿泊しないと楽しめない」って? そんなことはありません。車中泊やホテル泊を考えていた方も、ぜひチェックしてみてくださいね。
以前は青少年スポーツセンターという名称で親しまれていました「本栖湖スポーツセンター」は2016年7月にリニューアルオープンしました。合宿のほか一般の方も宿泊でき、併設のSUMIKAキャンプフィールドではキャンプに加えてBBQまでできるという、様々なアウトドアアクティビティの楽しめる複合施設となっています。日帰りの方も含めた楽しみ方をご紹介します。