富士山の近くにある湖富士五湖の一つ「本栖湖」
本栖湖(もとすこ)は山梨県にある、富士山の近くにある湖「富士五湖」の一つです。
富士五湖のなかでも透明度が高く魚影を目にしやすい本栖湖は釣りをすると楽しい湖でもありますが、ポイントを切り替えて移動する際に眺める雄大で優美な富士山の姿を眺められる、貴重な湖でもあります。
ぜひ一度、実際に訪れて糸を垂らしてみたくなる湖です。
千円札の景色のモチーフにもなっている本栖湖
本栖湖の基本情報
■所在地:山梨県南都留郡富士河口湖町身延町
■駐車場:湖畔に無料駐車場あり
■館内施設:トイレ有り
■アクセス:
(車)最寄インター 中央道河口湖IC
(電車)最寄駅 富士急行線河口湖駅
(バス)富士急行線河口湖駅からバス50分
本栖湖ではワカサギやヒメマスを釣ることができる
本栖湖は他の富士五湖の湖と同様ワカサギやヒメマスを釣ることができます。また、これに加えてコイ・ウナギ・オイカワ・ニジマス・ブラックバス・ブラウントラウトなども釣れることがあるそうです。
特に水深が深いことから釣られずに成長する魚の数が多いのか、50cm程度と大きい良型の個体に出会うことが少なくありません。
逆に湖底近くに糸を垂らすことで釣れることの多いワカサギは、こちらは湖底までの距離が遠いため下まで降りるのに時間がかかるため、回数をこなすことは難しいかもしれません。しかし、他の湖では釣りの解禁期間が限られているワカサギ釣りに制限がない点は魅力です。コツをつかんで上手に釣る腕試しのできるワカサギ釣りの中級~上級者向きの環境といえそうですね。
釣りの解禁期間と一日の上限数に注意
富士五湖の釣りはそれぞれの湖の漁業協同組合によって釣りの解禁期間が定められています。本栖湖漁業組合によると解禁期間はヒメマスとその他の魚で異なっています。うっかり禁漁期間に釣って持ち帰らないように注意が必要です。
また、個体数の保存のため個人が一日で釣る数にも上限が設けられている場合があります。富士五湖の他の湖でもこのような規制はありますが、本栖湖の場合は「ヒメマス」と「ニジマス」であることを憶えておきましょう。
解禁期間(本栖湖漁業協同組合)
■ヒメマス釣り:
・解禁期間 3月25日~4月25日、10月25日~11月25日
・制限 一人一日30匹まで
■その他の魚(ワカサギ、こい、うなぎ、おいかわ、ニジマス)
・解禁期間 ヒメマス以外は1年中可能
・5月1日~6月30日の期間はヒメマスの回遊樹期のため餌釣り禁止
本栖湖での釣りの料金はヒメマスが3,150円、その他は800円〜
川や湖での釣りでは遊漁料金の支払いが必要です。その漁場の漁業権免許を持った漁業協同組合が稚魚等の放流をしたり解禁期間中の見回りをしたりするなど、水産資源を維持するために継続的に活動しているためです。
本栖湖では、本栖湖漁業協同組合が出している遊漁券を購入することで、揺ることができます。購入は本栖湖観光案内所やキャンプ場の浩庵(こうあん)のほか、黄色地に黒字で「本栖湖魚漁協同組合遊漁承認証販売所」とある上りのある場所で受け付けています。
なお、本栖湖観光案内所は11月から3月は休業期間となりますので、この期間は別の場所での購入が必要です。
なお、旅行先では大きな額のお札での支払いが難しいこともありますので、現金(特に小銭)をいつもより多めに持参するのがおすすめです。
遊漁料金(本栖湖漁業協同組合)
■ヒメマス
前売り 3,150円/日、現場売り 3,150円/日
■ワカサギ・コイ・ウナギ・オイカワ・ニジマス・ブラックバス・ブラウントラウト
前売り 800円/日、現場売り 1,000円/日
※すべて税込です
※小学生以下は無料、中学生・肢体不自由のある方は半額です