手持ちの服やグッズを活用しよう!
「富士登山って意外とお金がかかる!?」と驚く人も多いことでしょう。すべてを一度に揃えようとすると、けっこうな予算が必要です。手持ちのものでOKなもの、NGなものを確認し新たに購入するご参考に。
富士登山で使ってもOKなもの

■防寒具
家にあるダウン・セーターやフリースで十分です。冬物衣類から探してみましょう。
■靴下
スキー用のソックスが押入れに眠っていたりしませんか?厚みのあるソックスを用意しましょう。
■ズボン
トレッキングパンツの代わりに、ジャージでOK。ただし、ジーパンは水に濡れると重たくなりごわごわして歩きにくくNGです。
■リュック
荷物が入る大きさのものならば、新調しなくても可。できれば雨に濡れても大丈夫なザックカバーを携行することをおすすめします。
■ヘッドランプ
すごく大きな非常用懐中電灯でなければ、マグライトなどでもOKです。ホームセンターで防災用のヘッドランプが割安で売っています。
富士登山で使うとNGなもの

■スニーカー
ソールが薄いので足への負担が大きくなります。またソールの溝が浅くて滑りやすいのでNGです。
■サンダル
これはもちろんNGです。歩きにくいうえに、足をむき出しでは怪我をしてしまいます。
■ジーンズ
ジーンズは厚手の綿素材でできており、濡れてしまうとなかなか乾きません。またごわごわして歩きにくくなるのでNGです。
■傘
富士山では簡単に吹き飛ばされ、役に立ちません。ほかの登山者に迷惑にもなるので、雨具を用意しましょう。
■携帯ポンチョ
使い捨てのビニールポンチョでは、雨風を防ぐことがほとんど出来ません。3000mの稜線では濡れると危険です。
レンタルもあります
富士登山にはチャレンジしたいけど、たぶん登山はやらないだろうな‥、そんな方のために、富士登山専用のレンタル制度もあります。靴、雨具、ザックなど、本格的な装備をレンタルして、下山後に返却するだけ。手軽さが人気です。