赤いじゅうたんを敷き詰めた回廊を歩く
山中湖には富士山を見上げる絶景スポットが数多くありますが、旭日丘湖畔緑地公園内にある「夕焼けの渚」では、富士山と湖のコラボレーションに紅葉の美しさがプラスされます。
秋になり葉が色付いてくると公園内ではライトアップが行われ、600m続く紅葉の回廊は幻想的に浮かび上がります。
静かに近づいてくる冬の足音も聞こえてきそうな神秘的な空間です。
日差しが穏やかになると紅葉は輝きだす
山中湖畔にある旭日丘湖畔緑地公園にあるモミジは、夏が過ぎ日照時間が短くなると葉が色を変えます。
緑いっぱいだった木々は段々黄色に変化し、そして、赤く燃えるような色を発します。
例年は10月後半から「夕焼けの渚・紅葉祭り」は始まりますが、この頃はまだ緑の葉も残っています。
しかし、富士山には冠雪が見え山全体を見渡すと色付き始めていることが分かり、この時期は様々な色が共演している、まるで自然界のパレットです。
紅葉は、昼間の鑑賞でも味わえますが、時間があれば夜もおススメです。
「夕焼けの渚・紅葉祭り」では、下からライトアップされた紅葉を見上げることができ、落ち葉を踏みながら歩くと「サクッ、サクッ」と軽やかな音が聞こえます。
「夕焼けの渚・紅葉祭り」の見頃と歩き方
見ごろは11月上旬~中旬!大銀杏の葉も見事
朝晩の気温が氷点下を記録する日が増えると、モミジの色も紅葉のピークを迎えます。
この時期になると、道路側にある大銀杏の葉も黄色く染まり、旭日丘湖畔緑地公園のモミジも赤いじゅうたんを引き始めます。
公園内には遊歩道やテーブル付きベンチが整備されており、紅葉を眺めながらあったかいお茶をいただいてはいかがでしょうか。
あっという間に、癒しの時間の始まりです。
「夕焼けの渚・紅葉祭り」の開催中はライトアップが行われますが、ピークを過ぎると祭りと共に終わってしまいます。
600mの回廊をゆっくり歩く
2018年の「夕焼けの渚・紅葉祭り」は、10月26日(金)から11月11日(日)までです。
ライトアップ時間は16時30分から21時までと少し早い時間からライトアップは始まります。
回廊の端には、温かい飲み物や食べ物が買えるスペースが設けられているので体と心を温められます。
回廊の途中にある橋は「恋人橋」ここから紅葉と湖の共演が楽しめます。
そこから坂道を抜けると、ちょうど中間地点です。
御神木が立っているので、記念撮影はいかがでしょうか。
そこからも紅葉の森は続き、群生するモミジは最後まで鮮やかな色を魅せてくれます。
会場へは「ふじっ湖号」が便利!