初島のレジャー施設・スポット

初島×観光 | 厳選した人気スポットや宿泊情報をご紹介

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「初島」で観光はいかがでしょうか?人口200人ほどの静岡県内で唯一の有人島。島の大きさは周囲約4キロ。のんびりお散歩したり爽快にサイクリングを楽しんだり。その日とれたての海鮮丼でお腹を満たして、まったり流れる島の空気に包まれてお昼寝なんていかがですか?東京から約1時間で到着するリゾートアイランド「初島」でのフレッシュアップスポットをご紹介します。

初島は東京から近くにあり、誰もが気軽に来られるリゾート地!

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春の初島は河津桜や大島桜がお客様をお出迎え。
夏は浜辺で寝そべりながら大迫力の花火を味わいましょう。
秋は気持ちいい風を感じながら、みんなでバーベキューなんていかがでしょう。
冬には満天の空の下、ミネラルたっぷりの海泉浴で心も体もリラックス。
日常の隙間にそっと安らぎをくれる島旅。
初めての島旅は「初島」へ。


古(いにしえ)からの贈り物~初島の地理・歴史~

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初島は海底が隆起して2万年ほど前に海上に姿を現した、隆起と海水の浸食によって出来た地形「海成段丘」の島と言われています。そのため初島はアップダウンの少ない島。火山島が連なる伊豆諸島と比較してみると伊豆大島の島内最高地点が764m(三原山山頂)の一方、初島の島内最高地点は50mほどです。初島は島の周囲も4㎞ほどしかないため、負担なく徒歩でも自転車でも周遊することができます。



初島は縄文時代早期後葉の遺跡が島内全域にわたって点在していることから、約7,000年前から人が住んでいたと言われています。



初島の興味深い風習として取り上げられるのが、200年以上変わらない世帯数です。
初島は江戸期より幕府直轄領→小田原藩領→幕府直轄領へと変化の渦中にいましたが、その間40世帯前後で島内は守られていました。1830年(江戸末期)にも初島の世帯数が41戸という記録があり、1921年に執筆された与謝野晶子の「初島紀行」でも初島の世帯数は41戸と記されています。これは初島の耕作や漁は共同作業で行われ、島の実りや漁獲はほぼ等分されていたことに由来します。初島では限りある島内の耕作地や水源を守るために、次男以下は島を出て、男子がいない場合は女子が婿をとって跡を継ぐことが暗黙のルールとなっていました。このことにより、島の世帯数は大きく変動することなく、住民同士のバトンによって豊かな自然が守り続けられてきたのです。



この豊かな初島の自然は、多くの文学にその雄大さと懐の深さが描かれています。



与謝野晶子氏は大正10年に初島を訪れています。彼女によって執筆された紀行文で初島に向かうことを「生命の解放」と記されていることから、当時の人にとっても初島は原自然が広がる世間から一歩離れることのできる島であったことが察せられます。昔から初島は年間を通して10度を下回らない温暖な気候と島独特の自然の空気を有しています。これを与謝野晶子氏は「猶武陵桃源の趣」と記しており、豊かな花々や美しい海の色を世間とかけ離れた別天地として捉えていたようです。



その他にも源実朝の「金塊和歌集」にて初島の情景が短歌におさめられていたり、林芙美子の小説「うず潮」では初島から熱海の夜景を望むシーンが描かれていたりします。



【与謝野晶子(明治11年12月7日~昭和17年5月29日)】
大阪府堺市出身の歌人。女性の自我や性愛をおおらかに詠った歌集『乱れ髪』(明治34年)や、旅順攻防戦に出征していた弟を嘆いて作られた歌集『君死にたまうことなかれ』(明治37年)が有名。


ダイビングやスノーケリングなどのマリンスポーツも楽しめる!

初島ダイビングセンターよると、初島の海は「ビーチエントリーなのにボートダイビングのような」ワイルドさが満喫できる海。景色も生物も多種多様な4つのポイントで、マクロから存在感満点の大物・大群まで魅惑のファンダイブが初心者から上級者まで365日満喫できるのです。



初島には砂浜が殆ど無く、周囲は岩場となっています。海に入るとすぐに足のつかない深さになってしまいますが、これがダイビングやスノーケルをするにはうってつけ!クマノミやクロユリハゼなどの南からの海流に乗ってやってくる季節回遊魚や、ジョーフィッシュの口内保育やアオリイカやネコザメの産卵など生と死が交錯するドラマティックな瞬間を目にすることが出来ます。初心者ダイバーでも専任のインストラクターが丁寧にサポートしてくれる体験プログラムがあるので安心。陸上でレクチャーを受けた後で、浅く安全な水深でダイビングが体験できます。



私のイチオシは、初島での釣り体験。
通常は障害物の周りに魚が集まる習性を利用して、コンクリートや廃棄船などを海に沈めて「漁礁」と呼ばれるポイントが作られます。しかし初島は、伊豆半島から続いてくる浅瀬が一気に深くなる場所に位置しているため、島自体が「天然の漁礁」になっています。そこに南からの海流である黒潮がぶつかりプランクトン豊富な海ができているため、初島は堤防からでも磯の大物が釣れる「釣り天国」なのです!島内で釣り道具の貸し出しもあるので、ぜひ気軽に釣り体験してみてください。


初島にはフェリーで向かいます

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初島への渡航は船のみ。東京や大阪から訪問する場合は、まず新幹線または車で静岡県熱海まで行きましょう。熱海までは東京から新幹線だと約40分、大阪から車で4時間ほどです。



熱海駅から熱海港まではタクシーで約10分、熱海港から初島には約25分で渡ることができます。



現在は高速船「イルドバカンス3世号」の就航と、リゾートクルーザー「イルドバカンスプレミア」の就航があります。2014年から誕生した「イルドバカンスプレミア」はボックスシートやカウンター席が用意され、落ち着いた内装がリゾートアイランド初島への到着をワクワクさせてくれます。


施設情報

【所在地】 〒413-0003静岡県熱海市和田浜南町(熱海港)
【電話】  0557-81-0541 (富士急マリンリゾート)
【往復船賃】大人2,600円/小人(小学生)1,300円※乗船予約は不要です。
【駐車場】 熱海港の隣に市営駐車場あり(30分100円)



■通常期ダイヤ
(熱海港発)7:30・8:50・10:00・10:30・11:55・13:10・14:10・16:00・17:20
(初島港発)8:00・9:25・11:10・12:20・13:25・14:50・15:20・16:40・17:50



※船舶の定期検査期間(ドックダイヤ期) 11月下旬~12月下旬および1月の正月明け~1月末には減便となりますので、公式サイトでご確認ください
※ドックダイヤ期間、伊東航路は運休となります。
※天候および海の状況により運休する場合があります。



【2018年10月時点での情報です】


初島のおすすめ観光スポットをご紹介

初めての島旅。「初島ではどんなアクティビティができるんだろう?」「今話題のグランピングができるって本当?」そんな疑問を抱える島旅初心者さんをのために、初島のおすすめグルメ・おすすめスポットを一挙ご紹介します。気軽に、手軽に初めての島旅は「初島」に行く準備をしましょう。


1. 初島港周辺の島の漁師が営む「食堂街」
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初島の漁師が朝漁に出て、その日の食べる分を獲って、料理をしてくれるお店がここの食堂街です。休みは不定休ですが、開店していれば新鮮なお魚料理をいただけます。


めがね丸

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めがね丸は「獲れたての魚介類を新鮮なままお客さんに提供する」をモットーに、初島の食堂街でも人気の高いお店!太陽の光をいっぱいに浴びたアシタバや、自家製野菜を使用したお新香などとことん新鮮にこだわっています。めがね丸のとっておきはブレンドを重ねた醤油要らずの秘伝タレ。丼物や煮物にも使われている秘伝タレを存分に味わいたい方は、刺身盛り・地魚の煮付けが一緒になったボリューミーな「めがね丸定食」を召し上がれ。たくさんのこだわりがつまっためがね丸のお食事、初島に訪れた際には余すことなく堪能してください。


【所在地】〒413-0004 静岡県熱海市初島191
【電話】0557-67-1465
※予約受付は9:30~10:30/14:30~15:00
※ 昼食のお席のご予約は11:00のみ
※ 夜は完全予約制
【営業時間】昼11:00~15:00(ラストオーダー14:30)
夜17:00~19:00(ラストオーダー18:20)
【席数】30席(イス8席、座敷22席)
【定休日】不定休
【料金】海鮮丼や刺身定食など1000円~2000円のメニュー。ディナーセットは1名3500円。
【駐車場】なし
【アクセス】初島港より徒歩2分。看板にもお店の名前があり、船からも外観が見えます。



(2018/07時点の情報です)


木村屋

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木村屋は創業50年の老舗島料理屋。5月中旬から9月中旬は、店主の素潜り漁で朝獲れたサザエやあわび・ウニを味わうことができます。相模灘を眺望しながら食べる初島の地物の幸は天下一品。お店の自慢は、コリコリとしたサザエと舌ざわり滑らかなイカの刺身を「富士山」のように盛り付けた富士山丼!見た目に負けない豪快な味はもう忘れられない初島の味になること間違いなし。


【所在地】〒413-0004静岡県熱海市初島217-7
【電話】0557-67-1476
※6名以上の団体は要予約
※16:00以降の来店は3日前までに要予約
【営業時間】11:00~19:00 ※夏期は11:30頃オープン
【席数】22席(座敷あり)
【定休日】不定休
【料金】1000円~2000円の丼物・定食メニュー。夕食セットメニュー1名3800円。
※定食・丼ものはお昼のみ
※夕食は毎週金曜と土曜のみの対応
【駐車場】情報の記載をお願いいたします。
【アクセス】伊豆港・熱海港から高速船で30分、初島港から徒歩2分。



(2018/07時点の情報です)


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