山梨 ワイナリー | 世界も認める山梨県内のワイナリーを巡ろう

山梨県では古くからぶどうの栽培が盛んに行われていました。山梨におけるぶどう栽培の歴史は約800年前からと言われており、盆地の独特の気温差のある気候と豊富な日照時間が、今も美味しいぶどうを育んでいます。

ぶどうが豊富に穫れる山梨県では、ワインの生産も盛んに行われています。山梨県内には、数多くのワイナリーがあり、それぞれこだわりのワインを製造しています。

山梨県のワイナリーを訪れた際に、ぜひ味わっておきたいのが甲州ワインです。甲州ぶどうをふんだんに使った甲州ワインは、山梨県を代表する美味しいワインです。

山梨県固有のぶどう品種「甲州」は、2010年に世界ワイン機構「OIV」に認証されました。山梨県では、甲州ぶどうを使った白ワインの生産が盛んで、国際的なワインコンクールにおいても甲州ワインは高い評価を受けています。すっきりと飲みやすい甲州ぶどうのワインは、ワイナリーによって様々なこだわりのもとで生産されています。ぜひ、山梨県中のワイナリーを巡って、ワインの味くらべをしてみてはいかがでしょうか？

山梨に来たのなら、ぜひとも体験したいのがワイナリー見学です。各ワイナリーでは、いろいろな企画で観光客を楽しませてくれます。ワインの原料となるぶどう畑を巡ったり、工場や貯蔵庫を見学したりと各ワイナリーのこだわりを直に見ることができるのがワイナリー見学の醍醐味です。また、ほとんどのワイナリーではワイン購入する際にテイスティングができます。さまざまなワインを飲み比べながら、ぜひお気に入りのワインを見つけてみてください。

秋はワイナリーを巡るのに最適な季節です。特に11月は、その年に仕込んだワインの新酒が解禁になります。山梨県内各地では新酒フェアやイベントが催され、多くの人が新酒を求めて山梨を訪れます。

また、山梨県の秋の気候は非常に過ごしやすく、散策にも最適。ぶどうの葉が赤や黄色に色づくぶどう畑の紅葉の景色は、秋ならではの美しい光景です。

ワイナリーへの移動手段は、タクシーがおすすめです。タクシー移動の最大のメリットは、旅行者全員がお酒のテイスティングができる点にあります。

なかでも富士急山梨ハイヤーの山梨おもてなしタクシーという貸切タクシーには、富士五湖周辺のワインセラーやビール工場を巡るプランもあります。９人まで乗車可能なジャンボタクシーもあるので大人数での移動も安心です。

赤い屋根が目印のシャンモリワイナリー。大きな敷地の中には、ぶどうの垣根があり開放的な雰囲気のワイナリーです。シャンモリワイナリーの歴史は古く、もとは江戸時代より尾張国（現在の愛知県）で醤油などを醸造していましたが、1973年に勝沼町にワイナリーを設立しました。

醸造場ではシーズンになると、豊かなぶどうの香りにつつまれながら見学をすることができます。自社農場で栽培されているカベルネ・ソーヴィニヨンやシャルドネと言った種類のワインを豊富に取り揃えています。また、こちらで作られている完熟した遅摘みぶどうを使用した甘口のデザートワインは、工場売店や直売所でしか買うことのできないとっておきのワインです。

【所在地】〒 409-1316 山梨県甲州市勝沼町勝沼2842
【電話】0553-44-2003
【ワイン見学】10：00～16：00（7/20～10/31は10：00～16：30）、10名以上の場合は要予約
【試飲・販売】売店にて無料の試飲あり
【料金】見学無料
【駐車場】有
【アクセス】
（車）中央道勝沼I.C.より約5分
（電車）JR中央本線勝沼ぶどう郷駅よりタクシーで約5分

（2018/08時点の情報です）

シャンモリワイナリーの敷地内にある創作洋食レストランシャンモリ。山梨県産の食材やシャンモリワインをふんだんに使った料理はワイナリー併設のレストランならでは。広いフロアの店内はバリアフリーになっており、小さな子どもからお年寄りまで快適に利用できるのが嬉しい限りです。

【名称】創作洋食レストランシャンモリ
【所在地】〒409-1313 山梨県甲州市勝沼町下岩崎1453
【電話】0553-44-5556
【営業日】7～10月は無休、11～6月は祝日を除き火曜定休
【営業時間】ランチ11：30〜15：00（L.O.14：30）ディナー17：00〜22：00（L.O.20：30）
【料金】赤ワイン仕込みのハヤシライス1,400円、山梨信玄鶏のチキンカツ1,300円など
【駐車場】有
【アクセス】
（車）勝沼I.C.より約5分
（電車）JR中央本線勝沼ぶどう郷駅よりタクシーで約5分

（2018/08時点の情報です）

山梨県の固有品種である甲州ぶどうのワインに特に力を注いでいるワイナリーがこちらの勝沼醸造です。古民家に蔵といった趣あるワイナリーは一歩足を踏み入れると過去にタイムスリップしたかのよう。ノスタルジックな雰囲気のワイナリーでは、勝沼地域で昔から大切に作られてきた甲州ぶどうのワインが楽しめます。