ツアーレポートその①フジヤマミュージアム
はじめに富士山の名画を集めた「フジヤマミュージアム」で絵画鑑賞。まずは杉山先生のご挨拶から始まりました。
画家の先生と聞き、気難しくて怖い人だったらどうしようと若干心配していましたが、とても気さくで素敵な方でした。
先生は普段、こちらのミュージアムで子供たちのワークショップの講師もしていると聞き納得しました。
絵画鑑賞中は杉山先生が名画の解説をしてくれるので、絵画鑑賞の楽しさが倍増するのと同時に、午後のスケッチに向けてのイメージトレーニングもばっちりでした。
その②ホテルマウント富士でランチ
ホテルマウント富士の広々とした貸切のバンケットルームで愉しむのは地元の食材を活かした本格的なフレンチのコースです。
素材にこだわった美味しいお料理や窓から見える雄大な富士山と山中湖など、リッチで優雅なひと時を過ごせました。
杉山先生のイタリア留学時代や、河口湖での生活のことなどのお話しを聞き、だんだんと緊張が解れていきました。
その③バスツアーメインのスケッチ
リッチなコースをデザートまで堪能したら、いよいよこのバスツアーのメインである「スケッチ」です。
中には絵を描いたことのない参加者の方もいたりしたので、まずは先生がお手本を示してくれます。
初めて「水彩色鉛筆」を使う人のために、筆圧の強弱や色の使い方、水を使った表現の仕方などを教えて頂きました。
先生がガシガシと大胆にスケッチをする姿を見て、みなさんも刺激された模様。
スケッチをする勇気が湧いてきたところで、各自好きな場所を選んで描き始めます。
こうじゃなければいけないという先入観を捨てて、思いっきり自由に描きました。
その④バスツアーを終えての感想
今回参加した「水彩色鉛筆で描く富士山スケッチツアー」では、フジヤマミュージアムにて、近現代の著名画家が描いた富士山の名画鑑賞を楽しみました。
ホテルマウント富士へ移動し、美味しいフレンチのコースに舌鼓を打ったあとは、洋画家・杉山邦(すぎやま くに)先生による、スケッチのレッスンを受けました。
使用する画材は、サクラクレパス の「水彩色鉛筆」。画材は全て用意してあるから手ぶらで参加でOKでした!!
ホテルマウント富士のプライベートガーデンや貸切りのバンケットルーム にて、大きな画用紙 に雄大な富士山を描いて楽しみました。
1人1人じっくりと杉山先生がレッスンをしてくれるなどプレミア感いっぱいのツアーでした。
ツアーで使用した画材や施設の紹介
■フジヤマミュージアム
近現代の著名画家たちが描いた『富士山』にいつでも会える美術館。
ここでは横山大観 「三保乃不二」や東山魁夷「朝爽」、加山又造 「富岳」、林武「赤富士 」といった名だたる巨匠の作品はもちろん、加山雄三「一富士」や八代亜紀「富士暮色」など芸術に造詣の深い有名人の作品など60点以上が展示されています。
☆杉山先生のおすすめポイント
フジヤマミュージアムには、著名人の書いた真面目な作品が多く展示されているのですが、その美術館が、遊園地の一角にあるというのが面白いです。
外から見た中と中から見た外のギャップがとてもいいと思います。
フジヤマミュージアムのHPはこちら
■ホテルマウント富士
1963年創業の『富士を見る』為に建てられたホテルです。
見ると幸せになるといわれている「紅富士」の名所とも言われ、年間多くの人が宿泊しています。『富士山と山中湖が一望できる大人のためのリゾート』がコンセプトのホテルは、高級感と解放感を兼ね備えたバリエーション豊富なお部屋が魅力です。
☆杉山先生のおすすめポイント
山中湖でも数少ないホテルで、高台から湖が一望できるのはこのホテルだけではないでしょうか。
レトロモダンな建物の雰囲気と開放的なプライベートガーデンがとても魅力的だと思います。
ホテルマウント富士のHPはこちら
■水彩色鉛筆
今回は画材メーカー・サクラクレパスが無料で「水彩色鉛筆(24色セット)」を貸し出してくださいました!!
色鉛筆の風合いと水彩画タッチな絵を描くことができる水彩色鉛筆は、色同士を混ぜ合わすこともできるので、色の表現を幅広くすることができるのが嬉しいですね。
☆杉山先生のおすすめポイント
水彩色鉛筆は、絵手紙やスケッチなど子供から大人まで対応できるツールです。
そして、水彩絵の具では表現しづらい細い線や強い線も書けるのが魅力の1つです。
せっかく富士山を野外で書くのですから大きな画用紙に伸び伸びと自由書いて欲しいですね。
株式会社サクラクレパスのHPはこちら
杉山先生のプロフィールはこちら
昭和31年 東京生まれ
昭和53年 イタリア国立フィレンツェ美術大学に入学
昭和57年 同大学卒業
国際機関GATT(現WHO)をはじめフィレンツェ、シィエール(スイス)などで個展を開催
昭和60年 帰国後日本橋東急、玉川高島屋などにおいて展覧会を開催
森ビルのホテルラフォーレにおいてロビー、レストラン、客室の絵画も手掛ける。
「フジヤマミュージアム」にも作品が収蔵されており、ミュージアム内で行われるワークショップの講師も担当をしている。