富士山ドライブなら富士スバルラインが有名
富士登山よりも人気?富士山五合目とスバルライン
富士スバルラインは昭和39年に開業して以降、現在に至るまで約50年以上の歴史を誇り、山梨県営初の有料道路として知られています。
開通に合わせて、富士山を間近でみられるということで、毎年多くの観光客が訪れ、夏の時期にはシャトルバスなども運行し、賑わいを見せてます。
「日本の道100選」にも選出されているほどの雄大な道路
日本の道100選は、国で指定している日本の特色ある優れた道路104本のことを指します。富士スバルラインは、その景観の美しさや歴史を鑑みて、日本の道100選にも選ばれています。富士スバルラインとほど近い、同じく五合目にアクセス可能な「富士スカイライン」も同様に100選に選出されています。
秋のは紅葉が美しく咲き、人々を魅了します
秋には紅葉も美しく、10月下旬から11月の半ばまでが紅葉のピークを迎えます。
特に紅葉が綺麗に見えるのは、「御庭・奥庭」と呼ばれる、富士スバルラインの五合目駐車場の手前にあるスポットです。紅葉の時期になると、多くの写真好きな方々が御庭奥庭に足を運び、彩られた紅葉の風景を収めようと訪れています。
【見頃】10月中旬~11月中旬
【紅葉の種類】ケヤキ、コナラ、カエデ、ブナ
※終着点の5合目までは、標高差の関係でいろんな段階の紅葉が鑑賞できます。
富士スバルラインのマイカー規制について
マイカー規制って何?
富士山は夏の時期は登山シーズンで、毎年多くの観光客が富士山を訪れます。しかし、あまりに多くの登山客や観光客で賑わうため、道路は常に混雑します。それを防ぐために、マイカー=自家用車・レンタカーの通行規制が実施され、登山入り口の五合目までは、指定されたシャトルバスで決められた人数、時間に沿って行かなければなりません。
マイカー規制が実施されるのはいつ?
2020年のマイカー規制の期間は、7月11日7時から9月10日17時までです。例年この期間を基準にマイカー規制が行われ、夏の期間は車での通行は原則できなくなります。
マイカー規制対象外の車両
マイカー規制の対象とならない車両は、バス(乗車定員11人以上のマイクロバスを含む)、ハイヤー、タクシー、軽車両(自転車など)、電気自動車(EV)、燃料電池自動車(FCV)指定車、許可車、身体障害者等乗車車両となります。よって、五合目に向かう場合は、観光シャトルバス、タクシーなどで向かうことになります。
富士スバルラインの駐車場情報
富士スバルラインはドライブや車でくるのがおすすめですが、富士スバルラインには駐車場もいくつかあるので、要所要所で駐車して、あたりを散策してみるのもいいかもしれません。
1. 一合目下駐車場
2. 樹海台駐車場
標高は約1,600m、登っていくと見えてくるのは樹海台駐車場です。
樹海台駐車場のからは、青木ヶ原樹海、そして河口湖も見渡せる景色が展開されます。
【収容台数】40台
【料金】無料
【トイレ】あり
【自動販売機】なし
3. 大沢駐車場 展望台
標高も2,000mに位置する大沢駐車場です。八ヶ岳の景色がすばらしいところで知られています。インスタばえ必至!さらに、展望台も併設され、天候がよければ上からは「駿河湾」を望むことができます。
【収容台数】54台
【料金】無料
【トイレ】あり
【自動販売機】缶150円、水ボトル150円、500ml180円
【設備】休憩所あり
4. 奥庭駐車場
奥庭駐車場は、秋にはカラマツなどの紅葉が綺麗に咲き、鑑賞できるスポットとなっています。
【駐車場】5台
【料金】無料
【館内施設】トイレ