富士登山初心者

「安全登山」のヒント②|登山中の健康管理

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なるべく衣類を濡らさない

低体温症を予防するには衣類や体を濡らさない工夫が大切です。低温や強風といった自然環境は変えられないものですが、衣類の工夫は自分自身でやらなければなりません。肌着は速乾性素材のものにして、「早く乾く」ものに。寒いと感じたら、1枚衣類を重ねましょう。雨が降ってきたらレインウェアを着て体を濡らさないようにします。山小屋で仮眠する場合は、乾いた衣類に着替えて保温を心がけます。


食べることも重要

実は「食べる」ということも非常に重要です。体内の熱源を維持できるからです。軽度の低体温症になると食欲がなくなります。万が一、このような状況になってしまったら温かい飲み物やゼリー系の非常食など喉を通りやすいものを摂取しましょう。エネルギーを体内から発生させることが必要です。でも食欲がなくなる前に、こまめに食べることを意識的に行うことが大切です。


水分補給法

のどが乾いた!と感じる前に、水分はこまめに摂取。
水分補給のポイントを解説します。


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のどが渇いたと感じる前に!

必要な水分量には個人差があります。
目安としては最低1リットル以上、多い人だと2~3リットルの水が必要です。始めから3リットルの水を持つのはさすがに重いですから、途中の山小屋で上手に補給しましょう。


こまめに少しずつ飲む

登山のときの水の飲み方は、ゴクゴクと一気飲みではありません。喉が渇いたと感じる前に、少しずつ水を飲みましょう。水筒はザックの出しやすい場所に入れておくと、休憩時にすぐに飲めます。


違う味を用意しておく

水だけではなく、スポーツドリンクやコーヒー、紅茶など違った味の飲料を用意しておくと、飽きずに上手に摂取できます。そのためには水筒を数個用意しておくと便利です。


熱中症対策には塩分も必要

熱中症の予防には水分と適度な塩分も大切です。スポーツドリンクや、最近では塩飴などでも手軽に塩分を補給できます。水分、塩分、糖分など、日頃は気にしがちな栄養が登山には必要です。


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