美術館をめぐるなら、レトロバスがおすすめです
河口湖へはお車で来る方が多いと思いますが、高速バスや電車を利用して河口湖駅を訪れた際に、
美術館巡りをするなら、富士急行線河口湖駅から河口湖美術館に向かって発車している、
「レトロバス」に乗るのがおすすめです。一本で簡単に向かうことができると同時に、
希望者には、美術館の他にロープウェイなどの観光施設にも乗り降り自由の、
フリーパスも1,500円で販売しています。
これからご紹介するスポットは、レトロバスで通る美術館や観光スポットが多いため、
是非ご利用ください。
河口湖・西湖周遊バスクーポン詳細
■料金:
大人(中学生以上)1,500円
小人(小学生)750円
■発売箇所:河口湖駅バス窓口もしくは、周遊バス車内
※パスモ・スイカなどのICカードはご利用できません。
1. カフェで一息&富士山写真大賞展の作品購入「河口湖美術館」
すっきりとしたモダンな佇まいの河口湖美術館は、富士山をモチーフにした絵画・版画・写真を収蔵する美術館です。
常設展は様々な作家の手によるバラエティ豊かな作品にあふれ、富士山麓の美術館の貫禄を感じます。
並行して開催されている企画展では、国内外の幅広い作品に接することができます。
1999年に第1回が開始し、その後毎年開催されている「富士山写真大賞」の作品群も見逃せません。
入賞作品は年度末の1月1日~3月末に「入賞作品展」で展示されます。
また、館内のミュージアムショップでは過去の富士山写真大賞作品のファイルを閲覧でき、四つ切/半切/全紙/全倍からお好みのサイズでプリントを注文できます。
併設のカフェの「カフェ河口湖ビュー」は、全席から河口湖を臨める優雅なカフェで、和洋のスイーツやお茶をいただくことができます。
富士山を味わい尽くすなら、ぜひ足を伸ばしてみたい美術館ですね。
基本情報
【所在地】〒401-0304 山梨県南都留郡富士河口湖町河口3170
【電話】0555-73-8666
【営業時間】9:30~17:00(4~11月)/9:30~16:30(12~3月)
【カフェ営業時間】13:00~17:00(平日)、9:30~16:30(土日祝日)
※入館は閉館の30分前まで
【定休日】火曜日(祝日の場合は開館)、年末(※7~9月は無休)
【アクセス】
(車):中央自動車道「河口湖」ICより約3km(約10分)
(レトロバス)・バス:富士急「河口湖」駅からレトロバス利用、「河口湖美術館」バス停下車(乗車時間:約12分)
(2017/07時点の情報です)
2. 猫のダヤンファンは見逃さないで!「河口湖 木ノ花美術館」
独特の世界観で知られる「わちふぃーるど」と「猫のダヤン」の物語をご存じでしょうか。
河口湖木ノ花美術館は、この物語の作者である池田あきこさんによる、絵本の原画やオブジェを展示しています。
こちらでは、アトリエの風景が、写真ではなく実際の道具を使って再現されています。
原画の下書きと原画を比較したり、画材からどのように描いたのかを考えたり、わちふぃーるどの世界観や絵に魅せられた人なら一度は訪れてみるべき、素敵なスポットです。
また、館内のショップには、わちふぃーるどの地図や猫のダヤンの絵柄の入ったグッズや本がたくさん!
展示品のほか取り寄せもできる版画・銅版画の販売なども行っているそうです。
ファンの方はもちろん未体験の方も、不思議な世界にじっくり浸れますよ。
夢いっぱいのダヤンショップでお買い物
美術館内では、アンティークで可愛らしい家具に並んだ沢山のダヤングッズがあり、ダヤン好きの方にはたまらない空間です。品揃えも豊富、木ノ花美術館だけでしか買えないダヤングッズも多数ありますので、こちらのショップでぜひお買い求めください。
入館割引券も利用可能
入館料が10%割引になるお得なクーポンも用意されています。
下のリンク先のページをプリントアウトしてご利用ください。
ちなみに、こちらの美術館もレトロバスを利用して向かうことが可能です。
美術館をはしごされる方は、フリーパスをご購入してレトロバスを利用されるのも良いでしょう。
基本情報
【所在地】〒401-0304 山梨県南都留郡富士河口湖町河口3026-1
【電話】0555-76-6789
【営業時間】9:00~17:00(3~11月)/11:00~16:00(12~2月)
【定休日】年中無休
【アクセス】
(車)中央道「河口湖ICより車で10分
(レトロバス)富士急行線「河口湖」駅からレトロバス「河口湖木ノ花美術館前」「猿まわし劇場前」下車(乗車10分)
(2017/07時点の情報です)
3. 秋に来ると紅葉が満開!「久保田一竹美術館」
久保田一竹は、室町時代の着物の染色方法である「辻が花染め」を現代の手法で蘇らせた染色家です。
絞り染めや多色染めの染め分けを駆使した「一竹辻が花」の手法で染め上げられた
着物作品は、国内だけでなく、アメリカのスミソニアン国立自然史博物館で開催された
個展をはじめ、ヨーロッパなどで好評をもって迎えられました。
「久保田一竹美術館」は、この「一竹辻が花」で染められた貴重な着物を間近に
見ることができる美術館です。一竹のライフワークである「光響」など連作テーマや、
富士のモチーフなど特徴を押さえて飾られた作品に加えて、
また、一竹自身が収集し愛した国内外のトンボ玉のギャラリーも併設されています。
河口湖駅から15分間隔で運行しており、「富士山パノラマロープウェイ」・「河口湖遊覧船」・「オルゴールの森」・「河口湖美術館」など観光施設を巡る便利なバスです。