山梨おもてなしタクシー認定ドライバーとは
この記事で紹介するコース
文学者の足跡をたどる ~作品に描かれた富士の眺望を求めて~
①天下茶屋
山梨県甲府地域と富士五湖地域を分ける御坂峠に位置する茶屋で、昭和9年に建築され、かつては作家の井伏鱒二や太宰治が逗留したことがあります。特に太宰治はおよそ三カ月の滞在のようすを、後に「富士には月見草がよく似合う」の名作「富獄百景」に記しています。現在の建物は三代目ですが、太宰が逗留していた部屋を復元し、太宰治文学記念室として見学が可能となっています。
【ドライバーの一言!〜佐藤清吉ドライバー】
天下茶屋からの富士の眺めは、河口湖を抱く見事なものですが、太宰にとっては構図が典型的過ぎて、「富岳百景」に「まるで風呂屋のペンキ絵だ」と記された通り、見下していた時期もあったようです。ぜひご自身の目で確かめてみてください。お昼時ならば、太宰も好んだと言われる名物のほうとうを食すのもいいですね。
②産屋ヶ崎(河口湖)
河口湖に位置し、木花開耶姫命(このはなさくやひめ)がここで出産をしたという伝説が名前の由来です。逆さ富士を楽しめる風光明媚な場所であり、江戸時代には松尾芭蕉がこの地を訪れた際の俳句を「野ざらし紀行」に残しています。現在では桜の名所としても人気です。
【ドライバーの一言!〜佐藤清吉ドライバー】
芭蕉のほかにも写真家の岡田紅陽や郷土作家である中村星湖の碑も建てられています。みな眺望の素晴らしさに魅かれたんでしょうね。産屋ヶ崎の高台には神社があり、安産にご利益があるんですよ。眺望も素晴らしいので、ぜひ登ってみては。
③本栖湖
水深138メートルと富士五湖中最も深い湖で、藍色の湖面が神秘的な佇まいです。与謝野晶子が夫である鉄幹とともに、この地を旅した際に詠んだ歌が、湖畔に建つ歌碑に刻まれています。
【ドライバーの一言!〜渡辺源幸ドライバー】
旧五千円札や現千円札の裏面の図案に描かれた富士山は、実は本栖湖からの眺望なんです。写真家岡田紅陽が撮影した「湖畔の春」という写真が元になっています。ぜひお札と比べて見てください。
このコースの期間/料金/補足情報
実施期間
通年
おすすめの出発時間帯
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貸切タクシー料金
14,040円
タクシー料金以外に必要な費用の目安
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このコースへの参加にあたって(ご注意事項)
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ご予約の前にご確認ください。
料金について
貸切タクシー料金には通行料・入園料・食事代等は含まれておりません。別途ご用意ください。
配車可能場所について
送迎が可能な場所となります。詳しくは予約時にお問い合わせください。配車場所によっては追加料金が必要な場合があります。
ご予約方法
インターネットまたは電話での予約を承ります。
インターネット予約
・ご乗車日の前日から数えて3日前となる日の18:00まで承ります。
・ご予約後、自動返信メールをお送りします。ご乗車日の前日から数えて2日前までに詳細打合せのためのご連絡をさせていただきます。打合せ後に予約完了となりますのでご注意ください。
・料金はご乗車日当日にドライバーに直接お支払いください。
電話予約(お問い合わせ)
・ご乗車日の前日18:00まで承ります。
・予約ダイヤル 0120-818-229
※「こだわりの富士山観光プラン」ご予約とお申し付けください。
・料金はご乗車日当日にドライバーに直接お支払いください。
利用車種:中型車(4名様まで利用可能)
※5名以上でご利用の場合、ジャンボタクシー(9名様まで利用可能)のご手配も可能です。
(1時間あたり960円の追加料金が必要となります)
ジャンボタクシーは電話予約でのみ承ります。
おもてなしの心を持ち、山梨の観光情報等を提供しながら、安全・快適にお客様をご案内できるタクシードライバーの認定制度です。社団法人やまなし観光推進機構および山梨県タクシー協会による「おもてなしタクシードライバー養成講座」 で以下のような講習を受け、観光案内のスキルに磨きを掛けます。