仕掛けのコツはこれ! 別な魚にも応用OK
ワカサギは湖底にいることが多いです。8g前後のやや重い仕掛けなら水中を落ちる速度が速いのでいいですよ。基本的には他の湖と同じく湖底近くを狙いますが、春先の産卵シーズンは10~15mぐらいの浅瀬を狙うとよいでしょう。
なお、西湖ではコマセ(まきエサ、よせエサ)、コマセ篭の装着は年間を通じて禁止となっています。イクラ、エビ、サシなどの身を針に付けた付けエサのみが許可されていますので、こちらを使いましょう。
なお、西湖のワカサギは富士五湖の他の湖よりもやや大きめですので、ヒメマスと同じ仕掛けで釣ることもできます。
西湖でのヒメマスの解禁期間・禁漁期間はワカサギと同じなので、ヒメマスの釣り制限である1人30匹/日までヒメマスを釣ったら残り時間でワカサギを釣る、ワカサギに飽きたらヒメマスを釣り、ヒメマスに飽きたらワカサギに切り替えるといった一石二鳥の釣り方も面白いですよ。
ボートを借りる際に釣り宿の方に相談して、定評のある仕掛けを教えてもらうといいですね。
釣ったワカサギは天ぷらや唐揚げに!
釣りに焦点を絞った西湖の旅行なら、釣り宿や周辺キャンプ場に前日入りして宿泊するか朝早くから移動して一番早い早朝6時頃の出船時間からスタートすると、目一杯満喫できます。
春・秋とはいえ湖上を渡る風は冷たく身体が冷えますよね。釣りたてのワカサギを天ぷらにしていただくとさっぱりと美味しくて、いくらでも食べられるような気がします。ビールに良く合いますよ。
春はワカサギの産卵シーズンです。この時期比較的浅い場所で釣ったワカサギは産卵の準備に入っていることが多いので、抱卵したワカサギを召し上がれるかもしれません。秋とはまた違った楽しみがありますよ。