富士登山の準備

富士山に登ろう②|登山のマナーや安全登山の知識

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山小屋での過ごし方

夕食は5時頃から、消灯は9時頃が多いと思います。電気が消える前にトイレや荷物の整理をして翌朝すぐに行動出来るようにしましょう。ここで、あると便利なグッズを紹介します。大きなポリ袋〔濡れたものをしまうのに使います〕、名札のようなもの〔自分の靴やポールを間違えられないようにする〕そのほかアイマスクや手ぬぐい、耳栓。歯磨きガム、ウェットティッシュ等があれば便利です。


山小屋の睡眠

寝る場所も男女相部屋が基本です。到着順に寝る場所を与えられます。小さなスペースで上手にパッキングしたりする必要があります。寝具はふとんやシュラフです。中にはいびきの人もいるかも知れません。耳栓や顔にかける手ぬぐいがあれば重宝します。スペースが決まったらヘッドランプを身につけましょう。肌身離さず身体に付けていないといざトイレといった時に探すのが大変になります。


山小屋の水

富士山の山小屋は水は天水〔雨水や雪をためて使用〕、電気は自家発電のところが多いです。したがって、水は貴重で水道をひねれば飲めるという所はありません。自分で持参した水を飲むか、売店で購入することになります。したがって、洗顔も出来ません。ウェットタオル等を持って行って上手に顔を拭いたりしてください。


山小屋での飲酒

普通は到着してから夕食までゆっくり休める時間があると思います。そこで、ビールを飲んで騒いだりするのはマナー違反です。すでに寝ている人も多いと思います。また、富士山は標高が高いので酒豪だと自負している人でもすぐに酔っ払ってしまうこともあります。山小屋での飲食はほどほどに。


山小屋は予約必須

富士山の山小屋は予約が原則です。あらかじめ予約をしておきましょう。


山頂の気温はどれくらい?

富士山頂の年間平均気温はマイナス6.4度。
この平均気温は平地だとシベリアの北極圏付近だそうです。そう聞くと、富士山頂の寒さがかなり伝わってきますね。とはいえ年間平均気温がマイナスの世界でも、6月から9月まではプラスに転じます。
7月の平均気温は4.7度、8月は6度まで上がります。つまり私たちが富士山に登山できる7月と8月は、気象面から見てもベストな時期といえます。



一般に山の温度は、「100m上がると気温は約0.6度下がる」と言われています。平地(海抜0m)が30度の真夏でも、吉田ルートの登山口(海抜2300m)で約16度、富士山頂だと約7度の計算になります。さらに風が吹くと、体感温度はもっと下がります。これは「風速1mごとに体感温度は1度下がる」と言われています。
つまり富士山頂の気温が7度あっても、風速7mの風が吹いていたら体感温度は0度ということ。これが「富士登山には防寒着を」と言われる所以です。
海岸は30度の真夏でも、富士山頂は0度に感じられる可能性がある、ということを覚えておきましょう。


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山でよくあるこんなピンチ

突然靴が壊れる、震えが止まらないなど、山で見かけるこんなピンチ。どうやって乗り切ればいいのでしょうか?


山のピンチ①突然靴底が剥がれた!

久しぶりに箱から出してきた登山靴などは、経年劣化といって、いつの間にか劣化していて突然ソールの部分が剥がれてしまうことがあります。見た目には気が付かないので、登山中に突然起こる悲劇ともいえます。この場合はテーピングや針金でぐるぐる巻きにして、応急処置をするしか方法はありません。こんなときのためにテーピングテープを持ち歩いていると便利です。もちろん登山の前に、ブーツのチェックも大事です。


山のピンチ②寒さで震えがとまりません

これは低体温症です。おそらく体が濡れて体温が奪われたものと思われますので、まずは乾いた衣類に着替えましょう。(予備のシャツなど1枚は持っているといいでしょう。)着替えたら防寒具を着込みます。次に温かい飲み物を飲み、少し食事もとったほうがいいでしょう。山小屋の布団などで温まれば、次第に回復してきます。予備の衣類はビニール袋に入れて持参し、濡らさない工夫も必要です。


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