自然の力によってできた洞窟「龍宮窟」
伊豆半島下田の一番南、田牛(とうじ)海岸に位置する海蝕洞、「龍宮窟」。
海蝕洞とは、波の浸食によって自然にできた洞窟のことです。
洞窟の内部から見える黄褐色の壁は、海底火山から噴出した火山礫が層をなしたものです。
「龍宮窟」は、海食洞の天井が一部崩れて直径50メートルほどの天窓が開いているため、上から光が差し込み、より神秘的な雰囲気を作り出しています。
また、「龍宮窟」の上から眺めることができる遊歩道もあり、上から見下ろすとハートのような形に見えることから、近年"愛のパワースポット"として注目を浴びています。
上の遊歩道には伊豆七島を一望できる絶景ポイントもあります。
洞窟には大きな岩があったり滑りやすかったりと足元が不安定なため、歩きやすい恰好と充分な注意が必要です。
下田の新しい観光スポット「南豆ビレッジ」
「南豆ビレッジ(NanZ VILLAGE)」は、1923年に漁業用の氷を供給する目的で建てられた歴史的建造物、「南豆製氷」の跡地に建設されました。
「南豆ビレッジ」の建物は当時のデザインの面影を残したものとなっており、ロゴマークは「南豆製氷」の屋根の形と「氷」という字をモチーフにしています。
NanZ Kitchen
「NanZ Kitchen」は、和食メインの「下田割烹えん」と、フレンチメインの「NanZビストロ」の2つのレストランがひとつのお店として営業しているため、和食とフレンチ両方の味を楽しめます。
注目メニューは下田ブランドとしても認定された「えんの海丼」。
下田でとれた鮮魚を使った海鮮ちらしです。
最後に出し汁を入れることによって海鮮茶漬としても楽しめる、一つで二度おいしいメニューです。
NanZ CHaYa
「NanZ CHaYa」は、こだわりの豆で淹れるコーヒーが自慢の喫茶店です。
中でも下田の海と空をイメージしてブレンドしたという「下田ブレンド」が人気です。
テイクアウトもできるため、ドライブのお供に買って行くのもいいですね!
コーヒーの他にもソフトドリンクやビールもおいてあります。
広場のテントの下に客席があるため、日差しがある日でもゆっくり寛げます。
海まで徒歩3分のキャンプ場「マリンサイドキャンプ」
吉佐美大浜海岸から徒歩3分・約200mの距離にある「マリンサイドキャンプ」。
キャンプというと山のイメージがあると思いますが、こちらは海から歩いてすぐの立地です。
敷地内にはトイレや無料のシャワーブースが設置されており、海からあがったあとの砂を落とすのに便利ですね。
水場もあり、BBQで使用した道具なども洗って帰れます。
3月~12月まで営業しているため、海水浴だけでなく、マリンスポーツや海釣りを楽しみたい方にもおすすめです。