1日では遊びきれない時には「草原の国」でキャンプをしよう!

「草原の国」エリアは、あたり一面が芝生になっているエリアです。
インフォメーションや受付、休憩所やロッカー、トイレなどの主要施設・設備のほか、人気キャンプ場や常設テント、レストランやBBQ場、芝生広場や牧場があります。
富士山こどもの国自体がかなり広範囲に渡って様々なアトラクションや施設があるので、一日では遊び尽くせないかもしれません。そんなときは草原の国でキャンプをして翌朝から思いっきり遊ぶことをおすすめします。
キャンプの種類も様々!おすすめはパオ集落
家族旅行にも人気の草原の国エリアでは、炊事棟が付いたキャンプ場が10サイト、他に炊事・トイレが敷設されたオートキャンプ場、遊牧民族の住居をイメージしたテント・炊事棟・トイレが設置されたパオの集落があり、ここキャンプを楽しめます。
レストランを利用しない方であれば、食材を持ちこみ、炊事棟で自由に調理することも可能です。
バーベキューでおいしいお肉を食べるのも良し、手作りカレーを食べるのも良し、同行者である家族や友人たちと協力して作れば、どんな料理もおいしくいただけると思います。
なお、夏のシーズンは日々予約がいっぱいの状態になるようなので、富士山こどもの国でキャンプを希望される方は、数ヶ月前から早めに予約しておくことをおすすめします。
おすすめは他ではなかなか体験できないパオ集落です!遊牧民族の住居を模した常設テントで、中国語でパオ、モンゴルではゲルと呼びます。宿泊には、「キャンプ場利用料」および「入園料」がかかり、お支払いは現金のみとなります。
広さは、【大】6棟(1棟20名まで)※約22畳の広さ、【小】10棟(1棟6名まで)※約9畳の広さの2点です。暖房器具を別に持ち込むことはできませんのでご注意ください。
パオ内にはスマホやカメラなどの小型電子機器を充電するほどの電源であれば用意されてます。ただし、パオを利用する場合は、毛布や寝袋を持参し、お食事も炊事棟での自炊となるので、この辺りも準備をしていきましょう。
キャンプ場情報
■名称:富士山こどもの国 草原の家
■メール:camp@kodomo.or.jp
■電話:0545-22-5552
■料金(パオ1棟あたり・キャンプ場1サイトあたり):
・平日 大人6,500円 こども 3,250円
・土日&特定日 大人8,200円 こども4,100円
■チェックイン/チェックアウト:13:00~15:00 / 11:00
※チェックアウト後は、閉園まで園内で過ごせます。
草原の国には、草原のレストハウスとバーベキュー場が用意!

草原の国には、草原のレストハウスとバーベキュー場といった2つの飲食スペースがあります。
草原のレストハウスは、パスタやチキンプレートなどの食事が充実。
4月~9月は11時~15時30分、10月~3月は11時~15時の営業時間となっているので、昼食時の利用がおすすめです。
BBQエリアは、15台(1台4名まで)のテーブルで構成されており、自由に食材を持ちこんで炭火焼きを楽しむことができます。
食材や炭、着火剤も販売されているので、予約さえしておけば、BBQの準備がなくても利用できます。
草原の国内の溶岩を利用してつくられた滑り台やアスレチック

広大な芝生広場となっている草原の国には、溶岩を利用してつくられた滑り台やアスレチック、勾配のある芝生の丘や迷路があり、小さな子どもに大人気。
芝生の上を走り回ったり、転がったりしながら、身体をめいっぱい動かして遊ぶことが可能です。
なお、勾配のある場所は冬場になると雪の丘に変わり、3,000平方メートルの長いソリゲレンデコースに大変身。
クロスカントリーやディスクゴルフのコースもあり、季節を問わず、様々な遊べるスポットが点在しているのも大きな魅力といえます。
うさぎなど動物たちとのふれあい体験が楽しめます

富士山こどもの国の草原の国エリアには小さな牧場があり、ポニーや馬、うさぎといった小動物たちとのふれあい体験が楽しめます。
えさやり体験や乗馬体験などのイベントも随時開催されており、そういったイベントに参加すれば、子どもたちにとっても貴重な経験となるはずです。
「水の国」でカヌー遊びや水中生物が見られる

富士山こどもの国にある「水の国」エリアは、富士の湿原をイメージしており、広大な芝生広場を横断するように水深80メートルの池が広がっています。
休憩所やトイレ、コインシャワーなどの主要施設・設備のほか、カヌー乗り場や水中生物に触れることができるせせらぎ、湿性の植物が観察できる湿性の森などがあり、水場ならではの自然体験や遊びをすることができます。
水深80cmの安全な池でカヌー遊び

水の国の中心に広がる池では、カヌー遊びをすることができます。
カヌーの貸出はなんと無料で、自由に利用できる点から、カヌー遊びは大人気です。
水深が深くないので、安全性が高い点も安心といえるでしょう。
なお、カヌー遊びができる池には小さな桟橋や小屋もあり、そこからカヌー遊びをしている人々をゆっくり鑑賞することもできます。
せせらぎで水中生物との触れ合いを楽しもう

水の国にある水深50cmのせせらぎには、おたまじゃくしやヤゴなどの水中生物が生息しています。
水深が低いので子どもたちだけで遊んでも安全ですし、都会では決して観ることのできない様々な虫や植物に子どもたちも大はしゃぎ間違いなしです。
服が濡れることを想定して、着替えの服や、水着などを持参して楽しむのも良いでしょう。
散歩がてら湿性の植物をゆったりと観賞
水の国の南部には湿性の森という散歩コースがあり、その中にある調整池では、池を活用した湿性植物が多く生息していて、マイナスイオンを感じながら、普段なかなか見ることのできない貴重な植物たちを観察することができる、自然の多い場所となっています。