大瀬神社の境内には、伊豆七不思議のひとつとして数えられている、神池があります。神池は、駿河湾に突き出た大瀬崎の先端にある丸い池で、海抜1m、海からたったの20mの近さでありながら、池の水は淡水。 鯉やフナなどの淡水魚が泳いでいます。
富士山の伏流水という説もありますが、その水は濁っていて、海の満ち引きにより、水位が変化します。 神池の水がなぜ淡水なのかは、神社の中の聖域ゆえに調査はされておらず、原因は究明されていません。 聖域に位置する神池は、落ち着いた佇まい、 樹齢約1500年のご神木と合わせて巡りたいパワースポットです。
施設情報
【所在地】 〒410-0244 静岡県沼津市西浦江梨331
【電話】 055-942-2603
【営業日】 年中無休
【営業時間】拝観:8:30~17:00
【定休日】 なし
【料金】 なし
【駐車場】 あり
【アクセス】JR沼津駅南口から沼津登山東海バスで80分、終点大瀬岬から徒歩5分(バスは1日2本)
(2018/07時点の情報です)
大瀬神社/神社・寺院 - フジヤマNAVI
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伊豆大瀬埼灯台(沼津市 西浦)の見所や魅力・アクセス地図などの情報を、伊豆大瀬埼灯台の写真と国内旅行業務管理者で温泉マイスターである星★聖のコメントとともにご紹介する、静岡県の沼津市観光ガイド。
4.事任八幡宮
事任八幡宮₍ことのまま八幡宮₎は、事=言葉のままに願いが叶うといわれる神社です。主祭神は己等乃麻知比売命(ことのまちひめのみこと)、言霊の神の后神で、「言の葉で事をとりもつ働きをする神」。 唯一この事任八幡宮にのみ祀られています。 事任八幡宮の歴史は古く、190年には鎮座し、平安時代に現在の場所に遷宮された由緒ある神社。 枕草子に「ことのまま明神」として記述があり、「方丈記」で有名な鴨長明も、「またも来ん わがねぎことのままならば しばし散らすな 木々のもみじ葉」と和歌に詠んでいます。
願いを聞き届けてくれる大楠と、福を呼ぶ本宮
境内には、楠の巨木があり、その幹に耳のような形の大きなコブがついていることから、「神がこの耳から参拝者の願い事を聞いている」と言い伝えられています。
強力に願いを叶えたいひとは、ぜひ本宮の己等乃麻知神社(ことのまち神社)にお参りするのがおすすめ。 旧東海道を越えた位置にある、本宮の参拝では社を囲むように敷き詰められている白い石を拭くのが習わしです。 石を拭くための紙は里宮の社務所で「開運ふくのかみ」をいただくか、白い紙を持参するのもよいでしょう。
日頃の感謝を込めて、ひとつは神に、ふたつ目は周りのひとに、3つ目は自分のために、ひとつひとつ丁寧に拭く=福を呼ぶということで、願い事が叶うと伝えられています。
施設情報
【所在地】 〒436-0004 静岡県掛川市八坂642番地
【電話】 0537-27-1690
【営業日】 年中無休
【営業時間】不明
【定休日】 なし
【料金】 無料
【駐車場】 あり
【アクセス】
(車)掛川バイパス八坂IC北へ900m
(電車) JR掛川駅からタクシーで約7km。本数が少ないため、バスは掛川バスサービスに要問合せ
(2018/07時点の情報です)
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静岡県掛川市 掛川城
室町時代、駿河の守護大名今川氏が遠江進出を狙い、家臣の朝比奈氏に命じて築城させたのが掛川城のはじまりです。戦国時代には、山内一豊が城主として10年間在城しました。
5. 龍潭寺
龍澤寺は、臨済宗妙心寺派の寺院。 全国の修行僧が集まる、修行道場・僧堂がある荘厳な雰囲気のお寺です。 1761年に臨済宗中興の禅僧・白隠彗鶴(はくいん えかく)により開山といわれていますが、それ以前から存在しており、空海によって開創されたとも伝えられています。 大正期に山本玄峰により、修行僧のための寺として一時期廃れていたところから再興。
山本玄峰は、終戦時の天皇陛下による玉音放送の最初の言葉「耐えがたきを耐え、忍び難きを忍び」を陛下に授ける立場にありました。 幕末の志士のひとり、山岡鉄舟も明治政府が樹立されたあと、龍澤寺に東京から歩いて通い、悟りに達したという逸話もあります。
ストイックな雰囲気に、気が引き締まる境内
1月、4月、5月・6月・7月・10月の17日~25日 11月の14日~22日 12月の1日~8日 上記の日程は、修行が行われるため、一般の人々は境内に立ち入りが禁止されています。 寺院は日中誰でも参拝できるのが一般的ですが、修行僧が集まっている龍澤寺では、参拝できない日が決まっています。 何回かトライしても、参拝できないこともあるので、当日公開されているか、日程をチェックしてから出かけましょう。
境内のツツジや紅葉が評判の寺院で、11月23日の観楓祭では、貴重な絵画や掛け軸などが虫干しされ、白隠、鉄舟、漆喰コテ絵の長八の作品も一般公開されます。 修行道場だけに、境内はストイックでキリッと引き締まった空気。 掃除や手入れもよく行き届いた、精錬で厳かな空間をお参りすれば、気持ちを入れ替えて前向きになれるパワーをもらえそうです。
施設情報
【所在地】 〒411-0043 三島市沢地326番地
【電話】 055-986-2206
【営業日】 上記参照
【営業時間】 不明
【定休日】 上記参照
【料金】 なし
【駐車場】 あり
【アクセス】 富士急行バス三島駅発・沢地行きで「龍澤寺入口」バス停で下車、徒歩8分程度。
(2018/07時点の情報です)
6. 伊豆山神社
熱海からほど近い、伊豆山の中にある伊豆山神社。 ふもとにある「走り湯」を神格化して祀ったのが伊豆山神社の始まりともいわれています。 天台宗、真言宗と関わりの深い神仏習合の神社。
平安時代後期から山岳修験道場として、顕密神道の道場として有名になり、空海も修行したという言い伝えがあります。 源頼朝が伊豆国に流された際に、源氏の再興を伊豆山神社に祈願。 見事に再興を遂げたため、源氏の守護神として代々の鎌倉将軍、北条氏、徳川家康などの武将たちも強い信仰をよせて、参拝していました。
稲穂の神、農業の神の正哉吾勝勝速日天忍穂耳尊(マサカアカツカチハヤヒアメノオシホミミノミコト)織物の神、安産・子宝の神の拷幡千千姫尊(タクハタチヂヒメノミコト)、農業の神瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)この三柱のご祭神は「伊豆山大神」と呼ばれています。
アメノオシホミミ命とタクハタチヂヒメ命は夫婦、ニニギ尊はその息子です。 伊豆山神社の本殿のうしろの山中に、本宮社があり、険しい山道の途中には、白山神社、結明神本社が。 いずれも強いパワースポットなので、山登りの準備をしてお参りするといいでしょう。
山道を登れないひとには、山の入り口に遥拝所も用意されています。
強力パワースポット伊豆山は、縁結びだけじゃない!
源頼朝と繋がりが深い伊豆山神社。 頼朝は源氏の再興を祈願するだけでなく、ここで地元の有力者北条氏の北条政子との逢瀬を重ねていました。
頼朝との結婚を、父親から反対されていた政子でしたが、無事添い遂げることができたことから、伊豆山神社には縁結びのご利益が。 本殿の左手にはふたりが座って愛を語らったと伝えられている「腰掛石」が残っています。
本殿手前の左手の雷電社には、伊豆大神荒魂・雷電童子が祀られています。 雷電童子とは、ニニギ尊を指しており、政治を司る神として、源頼朝をはじめ歴代の将軍家からの厚い信仰を集めました。 事業、経営、商売繁盛、心願成就、良縁成就、家内安全、夫婦円満、子孫繁栄など、ニニギ尊は強いご神威をもっています。
本宮社に至る途中にある、白山神社には、病気平癒と危難消除のご利益が。 東国に病気が流行した際に、北条の祭主が伊豆権現に祈願したところ、「白山の神威を頼れ」とご神託がくだりました。 その後、猛暑にも関わらず、現在白山神社のある場所に一晩で雪が降り積もり、溶けることはなく、それをなめた病人がすぐに回復したと言い伝えられています。
白山神社からさらに山を登った位置にある、結明神社は縁結びに絶大なパワーが。 祀られている結明神は杉の木から生まれた男女の双子「日精」と「月精」。 かつては、一名恋祭りという神事が、各地から若い男女が集まり執り行われていました。
伊豆山神社 本宮社には、アメノオシホミミ尊が祀られており、その佇まいとパワーは別格。伊豆山神社に祀られている神々の中でも、各段に強い神威を秘めた神社です。
祭神から「引手力命(ひきてちからのみこと)神社」とも呼ばれる。元は隆起してできた琵琶島と呼ばれる島だったが砂州が形成され現在は陸繋島となっている。毎年4月4日に行われる例大祭は県外からも人がやって来る。