静岡県のパワースポットはどんなところ?
静岡県は伊豆半島をはじめとして、海に面しており、漁師たちが海の安全を祈願してきた神社が多くあり、内陸には大きく美しい富士山を信仰する神社仏閣が広がりました。
これらの神社仏閣は伝統がありながらも、現在でも地元のひとの繋がりの要として、大事にされています。 また、富士山から流れ出る清水に関連した、癒しのスポットも要チェック! 水のもつパワーを直接取り込めるポイントも、静岡県には点在しています。
パワースポットの巡り方
山側には、富士山本宮浅間大社をはじめとした、富士山から発せられる大地の力をいただくパワースポットが。 パワースポットと併せて、朝霧高原や本栖湖で清涼な空気を吸ってリフレッシュしましょう。
海側には、古事記に登場するような日本古来の神々を祀る神社が数多くあります。伊豆半島や熱海にも強いパワースポットが点在しているので、温泉に入って日頃の疲れを癒しつつ、パワーをいただくのがおすすめです
静岡県内のおすすめパワースポット一覧
富士山本宮浅間神社の北に位置するのが、白糸ノ滝。 富士山の澄んだ湧き水の滝なので、近くに佇むだけで、身体が浄化されそうな癒しのスポットです。
海側、伊豆半島の西の付け根沼津市にある大瀬(おせ)神社は、海の安全を祈願する神社ですが、その強い神々のご神威から、開運のパワースポットとして近年人気を呼んでいます。 願いごとを叶えるなら、その名も事任(ことのまま)八幡宮へ。言葉のままに願いが叶うかもしれませんよ。 三島の龍澤寺は禅宗の道場なので、心を静めるのにぴったりの厳かなお寺です。
伊豆半島、霊湯「走り湯」を神格化し祀っているのが伊豆山神社。恋愛成就の神社として有名に。同じく恋愛成就のご利益があるといわれているのが、熱海の来宮神社。 静岡県のパワースポットは、具体的なご利益を祈願するなら、海・伊豆半島。 パワーをいただいて自分の運を高めるなら富士山側という傾向が見られます。
1.富士山本宮浅間大社
富士山本宮浅間大社は、全国の浅間神社の総本宮。 富士山をご神体としており、山頂も境内の一部として、江戸時代に幕府から寄進され、現在は国から貸与されている、まさに富士山信仰の中心地といえる神社です。
富士宮駅近くに本宮が、山頂に奥宮があり、富士山の八合目から上が奥宮の境内とされています。 本宮は、富士山を北に、南が平地、東に湧玉池の水が流れ、西に道が伸びる四神相応の龍穴地形で、霊山富士山の強力な龍脈(大地のエネルギー)が留まるパワースポットです。
中でも、拝殿前の桜のご神木、湧玉池と水屋神社、天神社うしろの森には特に強いパワーが満ちています。主祭神は木花之佐久夜毘売命 (コノハナサクヤヒメ命)と浅間大神(アサマノオオカミ)。
サクヤヒメ命は、神界で最も美しい女神とされており、親神のオオヤマツミ命から富士を譲られたといわれています。 サクヤヒメ命のご神木は木花(桜の花)なので、境内には500本もの桜の木が。 静岡県の桜の名所としても有名です。
アサマノオオカミは富士山の火の神で、富士山本宮浅間大社は約2000年前に、富士山の大噴火を鎮めるためにアサマノオオカミを祀って建立されました。ご利益は、富士山の「陽」のパワーから、癒され気持ちが晴ればれと陽気になることで、対人関係が豊かに。
主祭神であるサクヤヒメ命は、出産する時に産屋に火を放ち、その中で3人の子を無事に産んで、子どもたちが火の神ニニギ命の子であることを証明してみせたという逸話から、安産祈願のご利益もあるといわれています。
またサクヤヒメ命は、美しい姿を見初められて国つ神₍地上の神₎でありながら、天つ神(天界の神)ニニギ命に嫁いだことから、玉の輿や上昇運にあやかりたい女性の参拝も絶えません。
平成の名水百選の1つ「湧玉池」
富士山の地下の溶岩層には、雪解け水が蓄積されていて、その澄んだ水は溶岩層から、豊かに湧きあがり、富士山の霊水として有名です。
富士山本宮浅間大社の境内には、富士山の霊水が湧き出ている「湧玉池(わくたまいけ)」があります。ここは国の特別記念物に指定されており、透明で澄んだ水で心が浄化されるような、非常に強いパワースポットです。
池のほとりには、この霊水を祀った「水屋神社」が。 江戸時代のひとびとは、水屋神社にお参りして、霊水で五感と気を浄化する六根清浄の禊をしてから、富士登山に臨みました。 当時の富士登山は「富士講」と呼ばれる富士山信仰の表れで、一生に一度してみたいことのひとつだったのです。
施設情報
【所在地】〒418-0067 静岡県富士宮市宮町1-1
【電話】0544-27-2002
【営業日】 月-日
【営業時間】
・開門時間(1月~2月)午前6時~午後7時₍通常₎
・開門時間(3月・10月)午前5時30分~午後7時30分(通常)
・開門時間(4月~9月)午前5時~午後8時(通常)
・ 祈祷受付 午前8時30分~午後4時30分(神楽は午後4時迄)
【定休日】 なし
【料金】 祈祷は有料
【駐車場】 (普通車)1時間200円 1日:1,500円
※30分以内の出庫は無料。 祈祷者は無料となります。
【アクセス】
(電車)新幹線新富士駅~バス~東海道線富士駅~身延線富士宮駅より徒歩10分
(車)東名富士ICより西富士バイパス経由で約20分 山梨県側から国道139号線経由でも
(2018/07時点の情報です)
2. 白糸ノ滝
白糸ノ滝は、150mの湾曲した岩の絶壁から、まさに無数の白糸のように、水が放たれるさまが美しい滝です。
本滝の一部以外は、富士山の湧き水がほとばしっており、流れ出ている水は年間いつでも水温12度、毎秒1.5トン。 夏には天然の涼を求めて、多くのひとびとが訪れます。1936年に国の名勝・天然記念物に指定。1950年には「観光百選滝の部」で1位になるなど、人気の高い観光スポットです。
戦国時代のおわり、江戸時代初期には、富士講をはじめてとされる長谷川角行(はせがわかくぎょう)が修行したことから、富士講信者の巡礼・修行の場でもありました。このことから「信仰の対象」としての富士山の価値を証明する上で重要な、世界遺産の構成資産として認められたのです。
富士の霊水のマイナスイオンでリフレッシュ!
白糸ノ滝は、白く細い滝が連なりカーテン状になっているので、滝の周辺はいつでも涼しく、澄んだ水のマイナスイオンが立ち込めている癒しのパワースポットです。
また、白糸の滝のすぐそばには、勇壮な雰囲気の音止の滝があります。 音止の滝は、高さ25mの絶壁から、物凄い轟音を立てながら落ち続ける水は圧巻。
展望スペースからは、天気によって白糸ノ滝の後ろにそびえる富士山を一緒に観ることができます。 マイナスイオンを浴びながら、富士山が見られればさらにリフレッシュして、素早くパワーチャージできそうです。
施設情報
【所在地】〒418-0103 静岡県富士宮市上井出・原
【電話】
・富士宮市観光協会 0544-27-5240
・富士宮市観光課 0544-22-1155
・富士急静岡バス 0544-26-8151
【営業日】特になし
【定休日】特になし
【営業時間】特になし(駐車場営業時間 8:30~17:00)
【料金】無料
【アクセス】
(車)新富士IC(新東名)か富士IC(東名)をおりて車で30分。駐車場200台(普通車500円・バス1000円・バイク200円)(駐車場営業時間 8:30~17:00)
(バス)JR富士宮駅から富士急静岡バスで約30分(白糸ノ滝行)
「白糸ノ滝観光案内所前」バス停下車徒歩約5分
(2018/07時点の情報です)
白糸ノ滝 | 日本の滝100選の一つ!白糸ノ滝の魅力をご紹介 - フジヤマNAVI
静岡県富士宮市にある、マイナスイオンたっぷりの癒やしスポット白糸ノ滝。今回は、そんな繊細な美しさを持つ白糸ノ滝の魅力から、イベント・アクセス方法・観光する際の注意点までを一挙にご紹介していきます。
白糸ノ滝周辺で宿泊するならこちら!
富士宮富士急ホテル【公式ホームページ】
白糸ノ滝を観光する際は、富士宮駅より徒歩3分と近い、富士宮富士急ホテルに宿泊するのがオススメです。 富士宮富士急ホテルでは自動精算機を導入しているので、ホテル宿泊の際の面倒なチェックイン・チェックアウトの手続きもスムーズに行うことができます。
3.大瀬神社
大瀬神社(おせじんじゃ)は、またの名を、引手力命神社(ヒキテチカラノミコト神社、ヒキテヂカラノミコト神社)という、静岡県沼津市にある神社。「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」に選定されるなど、駿河湾の漁師たちの信仰を集める海の守護神。奉納された漁船や絵馬から、駿河湾の漁がどのように行われてきたかがわかる、歴史を知る上でも重要な神社です。
祭神はヒキテチカラノ命という、海の守護神で、創建年は不明。 一説には、684年の大地震で海底が隆起したことで「琵琶島」と呼ばれる島が出現、同時期に土佐国では地震で土地が海没していたため、「神が土佐国から島を引いて来た」と考えたひとびとが、ヒキテチカラノ命を祀ったといわれています。
この「琵琶島」はのちに砂が滞留したことで地続きの大瀬崎に形を変えました。 平安時代のおわりには、源為朝と源頼朝、北条政子らが、源氏の再興祈願のため、弓矢、兜、鏡、太刀などを奉納。 晴れて鎌倉に源氏が再興を果たすと、それにあやかって、武将たちが弓矢や太刀を奉納し、勝利を祈願したのです。
富士山を浅間大神として祀ったことを起源とする浅間神社の見所やおすすめの観光情報、アクセス、お食事できる場所など役立つ情報を一挙にご紹介します。