1. 四季によって違う顔を見せる「河口湖」

富士山を眺めるスポットとして定番の河口湖。
河口湖は富士五湖の中でも一番雲がかかりにくいと言われており、天気によって左右されやすい富士山の撮影にも向いています。
また、河口湖周辺には花が多く咲くので、四季を感じさせる写真を撮るのにオススメです。
【春】
湖畔沿いに約200本の桜が咲いており、富士山と一緒に撮影することができます。
芝桜も咲いているので、ぜひそちらも一緒に写真に収めてくださいくださいね。
【夏】
初夏に見頃を迎えるラベンダー。
約10万本のラベンダーが見頃を迎える頃には「河口湖のハーブフェスティバル」が開催されるほどで、河口湖近くにある「八木崎公園」と「大石公園」にはラベンダーと富士山を撮影するために多くのカメラマンが集まっています。
【秋】
夜にはライトアップがされるので、夕暮れ時にはうっすらと見える富士山とライトアップされた紅葉がなんとも言えない幻想的な雰囲気の写真を撮ることができます。
秋とは言え河口湖周辺は寒くなっているので防寒をお忘れなく。
【冬】
季節のお花は咲きませんが、空気がすみきる冬に撮る富士山が一番綺麗に撮れることでしょう。
湖に綺麗に富士山が反射するので、逆さ富士を撮るなら冬がオススメです。
早朝に撮影をすれば、冬場の静まった空気感を撮影することができます。
2. ダイヤモンド富士が拝める「山中湖」

「ダイヤモンド富士」は、富士山の山頂と太陽がちょうど重なることで、太陽がダイヤモンドのように輝くことから名付けられました。
時期や角度次第では、多くの場所からダイヤモンド富士が見られるのですが、特に人気のある撮影スポットは「山中湖」です。
山中湖では10月中旬〜2月末までと長い期間見ることができ、日没時にダイヤモンド富士が現れます。
山中湖だけでも9つほどの撮影スポットがあるので、自分お気に入りスポットを見つけてみてください。
観測期間になると、多くのカメラマンが訪れるため、場所取りなどはマナーを守って行いましょう。
3. 少し離れた都内からも富士山を撮影「高尾山」

富士山周辺から撮影するのもオススメですが、富士山から少し離れた都内から撮影して見るのはいかがでしょうか?
都内でオススメの撮影スポットは「高尾山」です。
気軽に登山を楽しめることから人気のある高尾山ですが、頂上からは富士山を綺麗に見ることができます。
登山をして富士山を眺めれば、少し富士山に近づけた気分を味わえるかもしれませんね。
なんと、12月の日没には高尾山からダイヤモンド富士を見られるチャンスもあるそうです。
富士山の近くに行くことが難しいという方は、こちらからも撮影してみてはいかがでしょうか?