日本一のパワーを感じられる 富士山山頂のご来光

2013年7月1日、富士山(標高:3,776m)が正式に世界遺産登録され、国内外からますます注目されるようになりました。富士登山でのお目当はやはりご来光。
まだ富士山を訪れたことのない登山初心者の方も、人生で一度は富士山のご来光を見たいと思う方も多いのではないでしょうか。
ご来光を撮るには登山を伴うので、持っていける機材は限られます。普段一眼レフカメラを使っている場合でも、はじめはコンパクトカメラにする、スマホで取りたい人はスマホを持参して、とりあえず様子をみてもいいかもしれません。撮影場所には、ご来光時刻の1時間前には到着していましょう。
ご来光の撮影準備をするのはもちろんですが、薄暗いシーンでも夜明け前の美しいグラデーションを撮影できます。
富士山五合目の雲海

海のように広がる「雲海」を比較的簡単に見ることができるのが、標高約2400メートルに位置する富士山の富士宮口です。
雲海を写真に抑えることができる季節は、主に夏季です。
この富士山スカイラインの五合目は、自家用車で富士山に行くことの出来る日本最高地点です。晴れている日であれば、麓の富士宮市はもとより、駿河湾も一望できます。
登山シーズンにはマイカー規制がありますので、事前に下調べをしてくださいね。
ただし、雲海は気象条件に左右されるので、5合目に出向いたところで、雲海が確実に見れるとは限りませんので、天気図を見ながら何度かチャレンジしてみるといいでしょう。
どこまでも広がる雲海の感動的な美しさは、一度みてしまうと一生の思い出に残ります。
樹海の緑と苔(東海自然歩道)

東海自然歩道は、東京都八王子市の「明治の森高尾国定公園」から大阪府箕面市の「明治の森箕面国定公園」までの1,697 kmという長距離に渡る自然歩道です。
歩道は東京都から神奈川県、山梨県、静岡県、愛知県、岐阜県、三重県、滋賀県、京都府を抜けて、大阪府に到着する長い自然の遊歩道です。
この途中にある、富士山周辺の東海自然歩道は富士山が間近に見えることから特に人気が高いことで知られています。
夏場はハイキングツアーも多数企画されており、中でも富士宮を通るコースは山登りもなく平坦な道が多いので、東海自然歩道の中でも初心者でも取り組みやすいコースとなっています。
この自然を感じさせる東海自然歩道も、木々の木漏れ日が差し込む遊歩道はフォトジェニックな写真を撮れるスポットと言えます。