富士登山で山頂を目指すなら山小屋は必須

富士登山における山小屋の存在は、疲れた登山者の体力を癒してくれる、登山者の良きパートナーです。また、他の登山者と交流し、登山に関する天気や状態など、情報収集をできるのも大きなメリットです。頂上を目指す方なら必ず利用する山小屋を、ぜひ活用してください。
山小屋を利用した富士登山のスケジュール

富士登山を計画する際には、どのルートから、どれくらいの時間で、どれくらいのペースで登山するかなどある程度の目処をつけて登山に臨むのが一般的だと思いますが、その時にルートや日程の関係で利用する山小屋は異なるかと思います。
山小屋に宿泊するのであれば8合目がおすすめ
基本は1泊2日で予定を組まれるのが一般的かと思います。その際に、どこで一泊するか検討する際は、富士山の御来光を目的に山頂へ目指すなら、八合目の山小屋に宿泊するのをおすすめします。
須走・吉田口ルートでは、翌朝目指す九合目に「胸突き八丁」と呼ばれる急な坂があるので、八合目はしっかり休憩したいポイントです。
但し、八合目は相部屋のみ、個室がない場合もあります。混雑時は七合目のほうが比較的予約も取りやすいようです。夜間登山でも大丈夫という場合には、七合目の山小屋の方が個室の予約なども検討の価値大です。
山小屋の利用で気をつけるべきポイント

注意点1)富士山の山小屋は基本は予約制
山小屋の営業期間は、富士登山の営業期間に合わせて夏の期間のみです。山開きの期間に合わせて営業されます。さらに、夏場の混雑状況からも、基本的に先に予約してから利用する流れになりますので、事前にルートを決めて、どこの施設に宿泊するか決めて、予約しておきましょう。
注意点2)シャワーが利用できないことがある
山小屋では、シャワーや洗面所などの設備がない場合が多いので、こちらではウェットティッシュなど、気になる方は準備することをおすすめします。シャワーの有無は、予約する際に確認しておくのも良いでしょう。
注意点3)相部屋で仮眠するケースが多い
山小屋は、地上の観光地の宿泊施設とは異なり、設備はシンプルで、個室というよりは相部屋の割合が多いです。睡眠をとるための仮眠するスペース、と想定しておくと良いでしょう。その際、アイマスクや耳栓などを準備してゆっくり仮眠できる体制を整えましょう。
基本は1泊2日で予定を組まれるのが一般的かと思います。その際に、どこで一泊するか検討する際は、富士山の御来光を目的に山頂へ目指すなら、八合目の山小屋に宿泊するのをおすすめします。
須走・吉田口ルートでは、翌朝目指す九合目に「胸突き八丁」と呼ばれる急な坂があるので、八合目はしっかり休憩したいポイントです。
但し、八合目は相部屋のみ、個室がない場合もあります。混雑時は七合目のほうが比較的予約も取りやすいようです。夜間登山でも大丈夫という場合には、七合目の山小屋の方が個室の予約なども検討の価値大です。
富士山登山、特に登山客が多くなる夏富士登山で見たいものといえば、富士山から望む眺望、日の出、夜景、雲海、星空と、数えだしたらきりがありませんが、富士山にある山小屋を抜けた先にある山頂の、朝焼けから眺める富士山御来光のシーンは感動というほかないほど圧巻です。そんなシーンを胸に、シャッターに刻むためには七合目~八合目の山小屋を上手に活用して体調を整えながら1泊2日の登山で山頂を目指し、富士山の御来光をみましょう。