移動が楽々！河口湖駅や富士急ハイランド周辺を巡る無料巡回バス

富士急ハイランド周辺のエリアでは、富士急グループの施設利用者対象の無料巡回バスが運行されています。今回は このバスの詳細情報や、巡回する施設を紹介いたします。
宿泊するホテルから富士急ハイランドあるいはふじやま温泉への行き帰りで使ったり、使い道はいろいろ。朝の８時台から夜は２１時台まで概ね１時間に１～２本運行しているので、乗ってみてくださいね。

2018年10月現在、バス停は以下の箇所です。
（Ａ）ハイランドリゾート ホテル＆スパ・富士急ハイランド・リサとガスパール タウン・ふじやま温泉・フジヤマミュージアム
（Ｂ）富士急行線 富士山駅
（Ｃ）富士山ステーションホテル
（Ｄ）富士急行線 富士急ハイランド駅・キャビン＆ラウンジ ハイランドステーションイン
（Ｅ）富士急行線 河口湖駅
上記に加えて、
（Ｆ）PICA 富士吉田
（Ｇ）PICA Fujiyama
の2箇所のキャンプ場まで運行する便も、1日3便あります。

それでは、それぞれのバス停の周辺施設などをご紹介します。

富士急ハイランドのオフィシャルホテルである、「ハイランドリゾート ホテル＆スパ」の玄関前から出発します。富士急ハイランドの第一入園口や、全国各地からの高速バスが発着する富士急ハイランド高速バス停、リサとガスパール タウン、ふじやま温泉、フジヤマミュージアムの最寄りバス停もこちらになります。

富士山駅は、電車・路線バス・高速バスの駅です。
山中湖・忍野・御殿場方面への路線バスに乗るにはこちらの駅が便利です。

駅の構内には百貨店「Q-STA」もあるので、高速バスの時刻までの時間つぶしなどにもうってつけです。1階には富士山周辺のお土産が勢揃いする「Gateway Fujiyama」があり、魅力あふれるお土産を買えるほか、改札近くでは富士山の形をした「ふじやまたいやき」や可愛いソフトクリームが食べられる売店もあります。

駅には大きな赤い鳥居があり、こちらで写真を撮る方も多いです。

市のランドマークであり、富士山信仰の世界の入り口といわれる「金鳥居」の最寄り駅でもあります。

富士山駅から徒歩3分のビジネスホテル。富士急ハイランドに行く方にも、富士五湖を観光する方にも、富士登山をする方にもおすすめです。

時間帯によって、ここには寄らない便もあるので、利用の際には注意が必要です。その場合であっても、ホテルから徒歩3分の富士急行線「富士山駅」にはバスが来る場合もありますので、その際には駅から乗車しましょう。

富士急ハイランドの第二入園口に最も近いバス停です。付近にはチェーンレストラン、カラオケ店、コンビニ、スーパーなどがあります。路線バス停と鉄道の駅が併設していますが、高速バスのターミナルではないので注意が必要です。
また、富士急オフィシャルカプセルホテルの「Cabin & Lounge HIGHLAND STATION INN」はこのバス停から徒歩2分程度です。

電車・路線バス・高速バスの駅であり、富士五湖でも最も人気の湖のひとつ「河口湖」に一番近い駅です。
晴れていればレトロな駅舎と富士山のコラボを撮影できます。
河口湖畔はもとより、人気スポットの「富士山パノラマロープウェイ」や「河口湖遊覧船アンソレイユ号」の乗り場まで、ここから歩いていくこともできますし、バスで行くこともできます。
そのほか、河口湖駅からバスで行くと便利な観光スポットとしては、「河口湖オルゴールの森」や、「河口湖美術館」、「大石公園」などがあります。

～河口湖～ 富士山パノラマロープウェイは、太宰治の小説「カチカチ山」の舞台とされる「天上山」にあるロープウェイです。そのこともあり、ロープウェイの麓や山頂にはウサギとタヌキのオブジェなどがそこかしこにあります。山頂には売店があり、ここで食べられる大きなお団子は富士山パノラマロープウェイの名物となっています。

ロープウェイに負けず劣らず、遊覧船「アンソレイユ号」も河口湖の人気観光スポットです。クラシックな外観をもったこの船の名称の由来は、フランス語で「日当たり良好！」の意味。静かな湖面を優雅に進みながら、富士山と河口湖の美しさを堪能できます。
湖の上は冷えますので、少しあたたかい恰好をして行くか、何か羽織るものを持っていくことをお勧めします。

2018年夏、無料巡回バスは路線を伸ばし、富士山周辺にある2つの人気キャンプ場まで運行することになりました。便数はあまり多くありませんが、いずれのキャンプ場も公共の交通機関で行くのは少々難しいので、時間の都合さえ合えばこちらのバスを使うのがお勧めです。