持ち物・服装

冬のキャンプに必要な持ち物 | 快適に楽しむ為の道具をご紹介

51288 view
44ad9182 9bc5 459c 9b72 e9436df17c40
冬でもキャンプをしたいけど、寒い季節のキャンプは辛いだけと思っていませんか?しっかり準備をすれば冬でもキャンプは楽しめます。冬キャンプのために必要な持ち物やその特徴、注意したい点などをご紹介しています。しっかり準備をして、冬のキャンプをお楽しみください。

冬のキャンプシーズンは準備が大切

D950ee2b 23c6 40ff bce0 16dfae46c693

冬キャンプの準備では防寒対策に気を使いますよね。もちろん防寒グッズだけでも準備するものがたくさんありますが、他にも冬キャンプならではの用意が必要です。キャンプのスタイルや道具など様々な点から、冬キャンプを快適に楽しむための準備を確認していきましょう。


冬キャンプの注意点とは?

8ecc8e2e 0021 41ab b194 29dd4cfe7b1f

冬キャンプで起こりがちなトラブルや、それを未然に防ぐ対策についてご紹介します。安全快適な冬キャンプの予備知識として覚えておいて下さい。


①防寒対策

なんといっても一番は防寒対策。冬のキャンプでは、雪遊びなど冬ならではの楽しみがありますが、防寒対策をしっかりしないと辛いキャンプになってしまいます。
地面(雪面)からの断熱に厚いマットはかかせません。準備可能なら、キャンプベッドがあるといいでしょう。地面(雪面)からの冷えは和らぎます。シュラフは冬用の暖かいものを用意するか、春夏用でも二重に重ねて使用するなど工夫が必要です。また、耳あて(イヤーマフ)がある帽子や手袋、手袋の替えも忘れずにしてください。


②結露対策

冬キャンプで多いトラブルの一つがテント内の結露です。テント内の空気中の水蒸気が、外気で冷えたテントの内側表面で水に変化することで結露が発生します。結露が多いとテントの上の方から水滴が落ちてきたり、シュラフや衣類などが濡れて乾かすのが大変になったりするので、結露の発生を最小限に抑えることが大切です。最も大切なのは換気です。テントのベンチレーションや出入口をなるべく開けておく、フライシートとインナーテントが接触しないように設営し通気を良くする、サーキュレーターを利用して空気の循環を良くする、テント内を暖めすぎない(外気温との差を小さくする)、といった対策が有効です。結露を完全に防ぐのは難しいので、対策をしても発生した結露は吸水性の良い布などでふき取り乾燥させることが大切です。


③ストーブの換気

冬キャンプの暖房手段としてストーブは大活躍します。しかし薪ストーブや石油ストーブは燃料を燃やすことで一酸化炭素が発生するため、換気が非常に大切です。サイト内のオープンな場所での使用はともかく、テントやスクリーンタープの中でそういった燃焼系ストーブを使用することは本来おすすめできません。どうしても使用したい場合はベンチレーションや出入口の一部を常に開けておくなど確実な換気対策をとる必要があります。また点火したまま寝るのは絶対にしないようにして下さい。1,000円台でも十分な機能がついた一酸化炭素チェッカーが多く市販されているので、一つ持っておくと便利です。キャンプでのストーブの使用はあくまで自己責任で、それはベテランキャンパーさんでも冬キャンプ初心者さんでも同じです。楽しいキャンプで大変なことにならないように十分気をつけて頂きたいと思います。電気が使えるテントサイトであれば、電気ストーブという手もありますよ。


④燃料

初めての冬キャンプで見落としがちなのが使用する燃料についてです。例えば調理に家庭用のカセットコンロを使用する場合、外気温が低いとカセットボンベが使用できなくなることがあります。これはカセットボンベのガスの成分であるブタンガスが、低温では気化しにくくなるためです。一般的な家庭用カセットボンベの場合、気温が10℃を下まわると気化しにくくなるので、キャンプ場の気温によっては全く使用できないこともあります。アウトドアショップには寒冷地用のガスボンベが置いてありますので冬のキャンプで使う場合はそちらを用意しておくといいでしょう。寒冷地に一番強い燃料はガソリンで気温-20℃でも使用可能ですが、ガソリン用のアイテムは操作に若干手間がかかるというデメリットもあります。


⑤降雪・凍結

初めての冬キャンプに雪上キャンプを選ぶ方は多くないかもしれませんが、予想以上に気温が下がって雪が降ったり地面などが凍結することがあります。万が一の時困らないように、滑りにくいブーツや長靴・雪かきができるスコップ(シャベル)、保温性と防水性がある手袋などを用意しておくと良いでしょう。また車をスタッドレスタイヤに替えたり、タイヤ用チェーンを用意しておくことも大切です。


⑥服装

冬キャンプの服装準備として、まず手持ちのアイテムを組み合わせて防寒対策を考えてみましょう。ベースとなるインナーやシャツに、フリースやジャケットなど重ね着しておくと脱ぎ着しやすいため体温調節がとても楽です。すっきりしたボリュームのダウンベストが1枚あると、気温によってアウターとして着たり、ジャケットの下に重ね着したりと、かなり重宝します。着るものはアウトドア用でなくても良いですが、アウトドアウェアには保温性や吸汗速乾性など機能的なものが揃っているので、新たに購入するならぜひ選択肢に入れてみてください。ボトムスや靴は、タイツと裏地が暖かいパンツとの組み合わせ、滑りにくく防水性がある防寒ブーツなどがオススメです。ニット帽やネックウオーマーなどの小物も大切なギアです。


最低限用意しておきたい!冬のキャンプに必要な持ち物リスト

冬キャンプに役立つ持ち物をご紹介していきます。春~夏のキャンプとの違いを考慮し、お手持ちの道具を上手に活用すると新たに用意するものを少なくすることができます。


1. テント

冬キャンプ向けのテントの種類としては、テントとフライシートそれぞれにベンチレーションが設けられているもの、ツールームテントならリビング部分のパネルが外気を防げるもの、上部のベンチレーションから湿気を逃がし且つ保温性が良いティピーテントなどがあります。材質としては、保温性や通気性に優れ水分を吸い取るため結露が少ないコットンが向いています。ソロキャンプなどの場合、テントとフライシートをセットで使用するダブルウォールタイプタイプもおすすめです。


キャンパルジャパン テント ポルヴェーラ34 3~4人用
22bb0184 3be3 4ae6 ae10 7c4c1461ac87

●サイズ:530×260×185(140)
●重量:約5.7kg(幕体)、約2.7kg(ポール)
●耐水圧:1,800mm



このテントだけで最小限のリビングスペースと就寝スペースを確保できます。 立てやすい「アウターフレーム構造」採用し、フレームを組んで本体を吊り上げるだけの簡単設営できます。 撤収も素早く行えます。フレーム素材はスチールより比重が軽く、サビで強度が低下する度合いも低い素材を使用しています。


この記事に似ている記事も読んでみませんか?

この記事に関連のあるスポット情報

Recommended

春の富士を満喫する!おすすめ特集記事

Live Camera

Populars

持ち物・服装の人気記事

Search

カテゴリから
スポット・記事・特集を探す

Ranking

SNS

page_top
記事一覧に戻る