山梨県の景色・鑑賞

ダイヤモンド富士の時季は一年に2回!この瞬間をどこで見たいですか?

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富士山はいつ見ても美しいですが、一年の中でも数回しか見るチャンスのない姿といったらダイヤモンド富士です。ダイヤモンド富士はさまざまな条件が重なり合ったときに見ることができる希少な瞬間で、あのきらめきを一度は見ておきたいと願う人も多いでしょう。ダイヤモンド富士はいつでも見られるわけではないため、事前の念入りな調査と計画が必要です。今回は、ダイヤモンド富士の観測におすすめなスポットをご紹介します。

一度は見たいあの瞬間!ダイヤモンド富士は計画的に準備しよう!

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太陽が昇る瞬間と、夕陽が沈む瞬間に、太陽が富士山頂と重なり合う一瞬があります。
その瞬間、太陽はダイヤモンドのように輝きます。この一瞬の煌めきはとても美しく「ダイヤモンド富士」と呼ばれています。さらに、ここに湖の表面に「逆さ富士」という湖に富士山が映り込む現象が起こると、ダイヤモンド富士が湖に映り込む「ダブルダイヤモンド富士」を見ることもできます。



富士山の山頂にキラリと放たれる光のリングはとても神秘的で、多くの観光客を魅了するワンシーンでもあります。しかし、ダイヤモンド富士は富士山が見える場所ならどこでも見ることができるか?というとそうではありません。



一度その光景をみたい、その瞬間をシャッターにおさめたいという方は、事前の下調べを念入りに行いましょう。ちなみに撮影が上手いiPhoneなどのスマホでも充分キレイな写真がとれます。


ダイヤモンド富士を観賞できる地点は?

ダイヤモンド富士はいくつものタイミングが重なったときにしか現れない、珍しい自然現象のひとつです。
そんなダイヤモンド富士が見たいとなったら事前の下調べを念入りに行わないといけません。



まずは地点です。
日の出のダイヤモンド富士は、富士山を中心に太陽と反対に位置する西から、夕暮れのダイヤモンド富士は東から、気象条件などをクリアしないと見ることが出来ません。



そして時季ですが、チャンスは年に2回あります。
ダイヤモンド富士が見られるのは最も昼間の時間が短くなる冬至の頃です(観測地点により異なります)。



観測するとなったら、思わぬ渋滞などで困らないよう、余裕を持ったスケジュールで計画をたてることもおすすめします。



観測地点や時間の詳しい情報は、国土交通省関東地方整備局や国立天文台天文情報センターで観測できる地点や時間などの情報が調べられます。


日の出のダイヤモンド富士の撮影スポット【山梨県】

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山梨県には朝陽のダイヤモンド富士、夕陽のダイヤモンド富士を見ることのできる場所がそれぞれあります。



まずは朝陽のダイヤモンド富士を見るのにおすすめの絶景スポットをご紹介します。
日の出!しかもダイヤモンド富士!となると2倍も3倍も得をした気分になりますよ。


1. 朝陽のダイヤモンド富士 日出づる里(高下)

富士川町高下の日出づる里では冬至から元旦にかけてダイヤモンド富士を見ることが出来ます。
日出づる里(高下)は新富岳百景にも選ばれている絶景スポットとしても有名な場所です。
ダイヤモンド富士が見えるという付近には駐車場も整備されています。
期間中には多くのカメラマンも集まる場所として知られています。


<施設情報>
■住所:〒400-0512 山梨県南巨摩郡富士川町小室3296
■アクセス:中部横断自動車道増穂ICから約20分、JR鰍沢駅から車で約20分


2. 朝陽のダイヤモンド富士 身延山

山梨百名山にも選ばれる身延山は、南東方向に富士山や駿河湾が望める絶景ポイントです。
身延山の表参道登山コースは初心者向けで、JR身延線身延駅からバスを利用しても行くことが出来ます。
また、車を駐車場に置いて、ロープウェイを利用してもアクセスできるスポットです。



身延山のロープウェイは、片道約7分で山頂に到着することができます。
ダイヤモンド富士が見られる日には、ダイヤモンド富士鑑賞会なども開催されることがあります。
お正月の三ヶ日とダイヤモンド富士の時季には、日の出時刻にあわせ、早朝からロープウェイの運行があるため、防寒着をしっかり備えれば比較的楽にダイヤモンド富士を見ることができます。



また、身延山はパワースポットが点在している場所としても有名で、パワースポットめぐりなどに訪れる人も多い場所です。
霊山富士と身延山のパワー、そして貴重なダイヤモンド富士を楽しめる希少な観測スポットでもあります。
身延山からは、1~2月と11月に日の出のダイヤモンド富士を見ることができます。


<施設情報>
■アクセス:JR身延線身延駅よりバス10分、徒歩10分、、身延山ロープウェイで7分下車


3. 朝陽のダイヤモンド富士 竜ヶ岳展望台

竜ヶ岳は本栖湖の湖畔に位置しており、12~1月初旬頃の間にダイヤモンド富士が見れるスポットです。
神秘的な朝焼けからはじまり、少しずつ富士山のシルエットが現れます。
刻一刻と変化する空の色が美しいことでも人気が高い観測スポットです。



竜ヶ岳は初心者にも登りやすく、初日の出スポットとしても知名度が高くてとても人気のため、初日の出でダイヤモンド富士を見ようと企画されるツアーもあるほど。
通常なら2時間ちょっとで登れますが、竜ヶ岳で初日の出のダイヤモンド富士となったら、混雑も予想されるので余裕をもった時間設定をしましょう。



竜ヶ岳へは本栖湖キャンプ場入口から登山道へアクセスが出来ます。
ダイヤモンド富士を見るためには長い待ち時間もありますので、冬の登山はしっかりとした装備で出かけましょう。


<施設情報>
■アクセス:中央自動車道富士川口ICより30分、本栖湖キャンプ場入口から竜ヶ岳まで徒歩約2時間15分


夕陽のダイヤモンド富士といったら山中湖!【山梨県】

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富士五湖のひとつ山中湖は、夕陽のダイヤモンド富士が見られることでも有名です。
時季は10月中旬頃から2月にかけて見ることができ、日の出よりダイヤモンド富士が観測しやすいというメリットもあります。


1. 夕陽のダイヤモンド富士 長池親水公園

山中湖の北側、マリモ通り沿いにある長池親水公園。
長池公園からは富士山が大きく見えるため、人気のダイヤモンド富士観測スポットです。
富士山の下、広がるキラキラ輝く湖面もとても美しいです。
トイレも通り沿いにあるので観測スポットとしては便利です。


<施設情報>
■アクセス:富士急行線富士山駅よりバス、長池親水公園前下車


2. 夕陽のダイヤモンド富士 平野湖畔

ダイヤモンド富士も見られる!逆さ富士も現れる!波打ち際で撮影ができる地点として人気の平野湖畔から平野の浜。
一年を通して富士山ファンが集まる場所です。
特にダイヤモンド富士のシーズンには湖畔にずらりと人が集まります。



天候もよく風がなければ、湖面に映し出されるダイヤモンド富士という貴重なシーンに出会える可能性も高い観測スポットです。


富士急行線富士山駅より、平野バス停下車約300m
国道413号平野交差点から約300m


3. 夕陽のダイヤモンド富士 旭日丘湖畔緑地公園

山中湖の南側、国道413号と138号の交わる地点にある旭日丘湖岸は、閑静な公園で散策などを楽しんだ後にダイヤモンド富士が見られる場所としておすすめのスポットです。
無料駐車場もあり車でのアクセスもよく、浜も広いため、撮影がしやすいエリアでもあります。



秋には紅葉の名所としても賑わいます。


<施設情報>
■アクセス:富士急行線富士山駅よりバス、山中湖ガーデン前下車すぐ


静岡でダブルダイヤモンド富士が現れる場所!【静岡県】

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ダイヤモンド富士が観測できるのは、山梨県側だけではありません。
静岡県にも、とっておきのダイヤモンド富士が観測できる、絶景スポットがあります。



静岡県富士宮市にある田貫湖は、ダイヤモンド富士の聖地とも呼ばれる場所です。
田貫湖は富士山が高く映る場所、視界の良い場所として定評がありますが、田貫湖の魅力はなんといってもダイヤモンド富士が逆さ富士として現れることです。



ダイヤモンド富士が逆さ富士となって湖面に映し出されると、太陽のリングがふたつ輝くことから、この現象はダブルダイヤモンド富士と呼ばれています。



観測時季は4月20~23日の数日と、8月20日前後の数日。
8月の観測なら、キャンプをして、前夜の星空、朝焼けからのダブルダイヤモンド富士の観測も楽しそうです。
近くには田貫湖キャンプ場もあります。



田貫湖は国道139号線、朝霧高原と白糸の滝の中間地点に位置します。
中央自動車道、東名・新東名高速道路どちらも利用が可能なので、首都圏からもアクセスのしやすいスポットとしてもおすすめです。


<施設情報>
■アクセス:
JR富士宮駅よりバス、休憩村富士下車
東名高速道路富士ICより西富士道路~国道139号~県道414号
新東名高速道路新富士ICより西富士道路~国道139号~県道414号
中央自動車道河口湖ICより国道139号~県道414号
中央自動車道甲府南ICより精進湖道路~国道139号~県道414号


楽しい思い出のためにも冬の装備には念には念を入れて!

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ダイヤモンド富士を目的に活動するとなると、特に日の出を見たい場合には、相当早い時間に動くことになります。
チャンスを逃さないためにも、撮影スポットを確保するためにも、早い時間から外で待つことにもなるため、冬の装備が必要です。


雪山は甘くない!無理な計画は立てないこと!

特に、冬登山でのダイヤモンド富士を狙う場合は、積雪の登山道を真っ暗な時間から登り始めることになります。
凍結による転倒などの防止にアイゼンの準備も必要になります。
しっかりとした冬装備が必要です。



冬登山に慣れていない場合は、無理せずスポットを変更するなども安全に見るためには必要です。



山中湖からのダイヤモンド富士では夕刻になりますが、山中湖は標高が約1,000m。
例え登山はなしでも、冬至の日が沈む頃には、かなり冷え込みます。
しっかりとした寒さ対策をして出かけましょう。



また、湖畔では波打ち際まで近寄れるスポットもありますが、足場が悪いところもあるため、トレッキングシューズなどのアウトドアシューズの方が安心です。


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