土産話にもぴったりなスポット
お土産は、目で見たり食べたりできるものだけではありません。
そう、耳で聞く「土産話」も立派なお土産です。
まずは、土産話にぴったりなスポットをご紹介します。
マヨ好き必見!キユーピー工場見学

キユーピーの工場は、全国に5か所あり、そのうちの一つが富士吉田市にある富士吉田工場です。
キユーピーと言えばマヨネーズの印象が強いですが、実はこの富士吉田工場ではここでしかできない工程があります。
それは、おかゆ作りです。
キユーピーのおかゆ作りには美味しい水が必要なため、天然水が得られる富士吉田工場だけでの工程となっているのです。
富士吉田工場を含む全国5か所の工場では、オープンキッチン(工場見学)を行っています。
富士吉田工場では、約1時間30分をかけて、キユーピーの歴史やマヨネーズの作り方、おかゆパックの秘密などを教えてもらえます。
さらに、最後には見学者用のコースから、製造工程の見学まで出来てしまいます。
普段、食べているものがどんなふうに作られているか知ることは、子供だけでなく大人も楽しめます。
マヨネーズを作るときに使われれなかった卵白や卵の殻はどう活用されるのか?など、学びの多い工場見学はお子さんには夏休みの自由研究にもピッタリです。
見学体験を土産話として持ち帰っても良いですね。
なお、見学には事前予約が必要です。
<住所>
山梨県富士吉田市新屋1660-1
<電話番号>
富士吉田工場ご案内係 0555-20-0103
※受付時間:休業日をのぞく 9:00~12:00 13:00~17:00
<交通アクセス>
●電車の場合 富士急行「富士山駅」から車で10分
●車の場合 中央自動車「河口湖IC」から車で15分
【2017/07時点の情報です】
富士吉田に行ったら食べたい!「吉田のうどん」

富士吉田市の名物といえば「吉田のうどん」。
「吉田うどん」と間違われて呼ばれることがありますが、正式名称は「吉田のうどん」と「の」が入り、地元の方にとってこの「の」はとても大切なものです。
それは、吉田のうどんがまぎれもなく富士吉田市発祥の唯一のものという気持ちが反映されたもの。
現地では呼び間違いの無いようにご注意を!
吉田のうどんの歴史は古く、昭和初期までさかのぼります。
富士吉田市は主産業が織物で、織物を動かす機械を扱っていたのは主に女性でした。
そこで、織物づくりの女性の手が止まらないように、男性が昼食にうどんを作るようになったことが始まりといわれています。
男性の力で力強く練られたうどんはコシが強くて腹持ちが良く、この地域の定番となりました。
主産業である織物を買いに来る大阪や東京の問屋にもこのうどんをふるまうとたちまち人気となり、うどんで商売を始める人が増えていきました。
これが、吉田のうどん発祥の歴史です。
そんな吉田のうどんの美味しさの特徴は、何といっても麺にあります。
吉田のうどんを提供するほぼすべてのお店が自家製の麺を出しています。
手間暇をかけて作られた麵は、噛めば噛むほど小麦の味を感じられる、固めのねじれ麺です。
また、付け合わせの具材として特徴的なのはキャベツと馬肉です。
消化を助ける役割をするキャベツは固めの麺との相性が良いこと、富士吉田市にあるうどんのお店の近くには年間を通してキャベツを入手できる産地があることから取り入れられているそうです。
もう一つの付け合わせである馬肉は、富士吉田に昔から馬肉の食文化があることと関係しています。
しょうゆや酒、みりんと砂糖で煮た馬肉はうどんの付け合わせとしても愛称ばっちりです。
吉田のうどんは、富士吉田市内のあらゆるところで食べることができます。
富士吉田市内の観光施設では「吉田のうどん店舗マップ」が配布されているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
<住所>
ふじよしだ観光振興サービス:山梨県富士吉田市新屋1936-6 「道の駅 富士吉田」内
<電話番号>
0555-21-1000
<交通アクセス>
(富士吉田市まで)
●電車の場合 大月駅より富士急行線で「富士山駅」
●車の場合 東京近郊エリアから中央自動車で河口湖ICまで約100分
●バスの場合 新宿高速バスターミナル「バスタ新宿」より新宿~富士五湖線で富士山駅まで約120分
【2017/07時点の情報です】
お土産の取り揃えナンバーワン!道の駅富士吉田

道の駅富士吉田とその周辺は、そこだけで一つのレジャースポットといえるほど充実した内容です。
もちろん道の駅富士吉田から見える富士山は圧巻で、天気の良い日は最高の絶景スポットとなります。
道の駅富士吉田の物産館は、富士五湖周辺の地域でお土産の取り揃えがナンバーワン!
山梨土産として定番の信玄餅やワインなどのお酒、吉田のうどんももちろん購入できます。
さらに、季節ごとに出品される地元の新鮮な野菜も購入できます。
富士山麓のきれいな水で育てられた野菜たちを手頃な価格で購入できるのは、道の駅富士吉田ならではです。
広々とした正面入り口では、花や野菜の苗、雑貨なども販売しています。
定期的に大道芸人によるショーやフリーマーケットも行われるので、何度行っても飽きることが無さそうですね。
現地でお土産として買うのはもちろんですが、自宅へ戻り「やはり買えばよかった」「もう一度食べたい」あの品は、ネットで購入が可能です!
ネットショッピングでも、道の駅富士吉田で売れ筋の吉田のうどんはもちろん、種類が豊富なお菓子屋や、道の駅オリジナルの化粧品まで購入することができます。
<住所>
山梨県富士吉田市新屋1936-6
<電話番号>
0555-21-1001
<交通アクセス>
●電車の場合 富士急行「富士山駅」からバス 富士山レーダードーム館下車 徒歩1分
●車の場合 中央自動車河口湖ICから10分
<道の駅富士吉田ネットショップ>
http://www.fujiyoshida-omiyage.com/
【2017/07時点の情報です】
富士山の形をした、シフォン富士の「ふじフォン」
富士山の形が見た目にも可愛い「ふじフォン」は、富士山の形をしたシフォンケーキです。
2004年にオープンした富士吉田市にあるシフォンケーキの専門店「シフォン富士」。
素材は、厳選された忍野の卵、牛乳は富士のすそ野にある朝霧牧場の物を使用するこだわりようです。
ひとつひとつ丁寧に作られたシフォンケーキは、特別なデコレーションをせず、大きなサイズでもぺろっと食べられるすっきりとした甘さが魅力です。
そんなシフォン富士が試行錯誤して完成させたのが、富士山の形をしたシフォンケーキ「ふじフォン」です。
もちろん、市販の型はないので、近くの製鉄所と協力し型作りから始まりました。
独特な形のため、ケーキの焼き加減にも試行錯誤。
そうして出来上がったのが、見た目は可愛く生地はふわふわで美味しいふじフォンです。
テレビでも紹介されたふじフォンを、旅のお土産にいかがでしょうか。
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