溶岩の壁を眺めながら奥に進むと、天然冷蔵庫が出現しました。
これは、繭や種子を保存するために、昭和30年頃まで実際に使われていたのだといいます。
繭が成長しないようにするため、良質の種子を保存して芽吹きを良くするのです。
置いてある缶は、年季が入っていました。
営業情報
【所在地】〒401-0332 山梨県南都留郡富士河口湖町西湖青木ヶ原2068-1
【電話】0555-85-2300(富岳風穴)
【時間】9:00~17:00(期間によって異なるため、詳しくはホームページをご覧ください)
【料金】大人 350円、小人 200円
【駐車場】あり(風穴150台)
【アクセス】
(電車)新宿からJR中央本線(約1時間20分)で大月へ。そこから 富士急行線で約1時間行き河口湖駅へ。
(車)中央自動車道河口湖ICより20分、東名高速御殿場ICから東富士五湖有料道路経由で45分、東名高速富士ICから西富士道路経由で約45分
(2019/01時点の情報です)
3. 西湖青木ヶ原樹海の入口にある鳴沢氷穴へ!


富岳風穴から25分ほど歩くと、案内所とともに「鳴沢氷穴」があります。
富士山の噴火で流れ出た溶岩が冷めて収縮する際に、内部にあったガスが噴出して空洞ができたことで生まれたものです。
今から1000年以上も前のことになります。
そんな鳴沢氷穴の外観は実に素朴な建物で、とても洞窟があるようには見えません。
かつて鳴沢氷穴から切り出された氷は、殿様に献上されたと言い伝えられています。

氷穴内は滑りやすいので、動きやすい服装で!
鳴沢氷穴入口から入り、鳴沢氷穴は竪穴式洞窟なので、富岳風穴と比べてかなり斜面がきついです。
油断すると転びそうになるので、ゆっくり慎重に下りていきます。
下りると、ブロック状に積み上げた氷の壁がありました。
冷蔵庫がなかった時代に、これが使われていたのだそうです。
洞窟内はとにかく傾斜が急で滑りやすいです。
風穴の中では、くぐり抜けるのに苦労するようなせまい箇所もあるので、注意です。
動きやすい服装で探検するのがおすすめです。氷の壁に挟まれながら洞窟をぐるっと一周すると、氷の柱がお目見えするポイントもあります。
鳴沢氷穴は江ノ島まで伸びている?!
鳴沢氷穴は、神奈川県にある江ノ島の洞穴までずっと穴が伸びている、という逸話もあるようですが、真相は穴があまりに長く深すぎるので、確かめられないのが現状のようです。
不思議な逸話ですが、とてもきになるお話ですね!
営業情報
【所在地】〒401-0320 山梨県南都留郡鳴沢村8533
【電話】0555-85-2301(鳴沢氷穴)
【時間】9:00~17:00(期間によって異なるため、詳しくはホームページをご覧ください)
【料金】大人 350円、小人 200円
【駐車場】有り(氷穴100台)
【アクセス】
(電車)新宿からJR中央本線(約1時間20分)で大月へ。そこから 富士急行線で約1時間行き河口湖駅へ。
(車)中央自動車道河口湖ICより20分、東名高速御殿場ICから東富士五湖有料道路経由で45分、東名高速富士ICから西富士道路経由で約45分
(2019/01時点の情報です)
4. ツアーに申し込みたい場合は、ネイチャーガイドツアーがおすすめ!

富岳風穴・鳴沢氷穴では、樹海に精通した幅広い知識を持つガイドが個性豊かにガイドをしてくれます。ガイドツアーでは、観光客の方々に溶岩洞窟と樹海の美しさ、楽しさ、大切さを知って頂くきっかけ作りを目指しており、ガイドを通した洞窟探検もおすすめです!
ガイドを通して、ガイドの方々にしか知り得ない情報や、ためになる話を聞きながら、ゆっくり散策しましょう。
営業情報
【予約方法】電話受付のみ
【電話】0555-85-3089(富士観光興業事務所)
【支払い方法】現金支払いのみ
【料金】
(風穴1時間コース・氷穴1時間コース)一般(個人・団体)8,000円、学生団体 6,000円
(風穴・氷穴2時間コース)一般(個人・団体)12,000円、学生団体 10,000円
【持ち物】自然を愛しみ楽しむ心、動きやすい服装
【備考】
・ガイド1人料金
・風穴/氷穴入洞料金は別途
・ガイド1人につき、原則として20名まで
(2019/01時点の情報です)
鳴沢氷穴の800mとなりに位置し、毎年大きな氷柱ができるので有名です。| 天井も全体的に高く全長も氷穴より長めです。富岳風穴ではお蚕の貯蔵や種子の保存のために最深部を天然の冷蔵庫として活用しておりました。