小室浅間神社(おむろせんげんじんじゃ)は、上吉田・下吉田・松山を含む富士吉田の総鎮守とされてきた神社です。1,200年以上前に征夷大将軍・坂上田村麻呂が東征の際に富士山を拝し戦勝を祈願、戦の終わった807年に神の加護に感謝して創建したと言われています。最も古い記録では社号は「宮」と記され、元来は富士山二合目の小室浅間神社の里宮であることから「下宮浅間神社」、「富士下宮浅間宮」と呼称されていました。本殿は唐破風造り、拝殿は割拝殿造りなどの建造も見ごたえがあります。御朱印は、拝殿の左側にある御神札授与所でいただくことができ、初穂料は300円です。
神社情報
⑥新倉富士浅間神社
新倉富士浅間神社(あさくらふじせんげんじんじゃ)は、705年に甲斐国八代郡荒倉郷の氏神としてお祀りしたのが創建です。現在では災除け・家庭円満・安産・子育ての神として地域の人々をはじめ県外に渡って広く信仰を集めています。また、神社のシンボルとして戦没者慰霊の「忠霊塔」と呼ばれる五重塔があり、春には満開の桜と富士山と五重塔との共演が「富士山の絶景ポイント」として訪れる人の目を楽しませてくれます。御朱印は、社殿左手の社務所でいただけます。初穂料は300円で、オリジナルの御朱印帳は2,000円で用意されています。
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⑦富士山小御嶽神社(富士山五合目)
富士山小御嶽神社(ふじさんこみたけじんじゃ)は、937年に山岳信仰の聖地である小御岳山の山頂(冨士山五合目)に鎮座、創建されました。この神社のある小御嶽は、富士山より先に出現した山で、小御嶽と古富士の二つの山を土台に噴火を繰り返し、今の富士山の姿ができました。富士山の五合目周辺は「天狗の庭」と呼ばれ、道開きの神として7月1日の富士山開山祭では大天狗、小天狗が”お道開き”を行います。富士登拝者の家運隆昌、交通安全、延命長寿、縁結びの守護神として崇敬されています。この神社の御朱印は、”富士山”の文字が記されたシンプルながら富士山五合目ならではです。初穂料は300円、さらにオリジナルの天狗の御朱印帳があります。
神社情報
【所在地】山梨県富士吉田市上吉田小御岳下5617吉田口登山道
【電話】0555-72-1475(冨士山小御嶽神社)
【駐車場】無料:バス49台・普通車900台
【アクセス】
富士急行線河口湖駅より「富士山五合目行」バス約50分終点下車
(2019/02時点の情報です)
⑧富士山本宮浅間大社頂上奥宮(山頂)
富士山本宮浅間大社頂上奥宮(ふじさんほんぐうせんげんたいしゃちょうじょうおくみや)は、富士宮口山頂に鎮座する神社です。御祭神は浅間大神(木花之佐久夜毘売命)を主祭神とし、相殿神として父神大山祇神、背の君瓊々杵尊をお祀りします。開山期には、神職が奉仕し、国家安泰、登拝者の安全を祈念するほか、お札・お守りや御朱印の授与も行っています。本宮と奥宮では御朱印も異なり、奥宮の御朱印は、富士山の溶岩の砂が含まれたものが押される貴重なものです。
神社情報
【所在地】富士山頂上
【電話】0544-27-2002(富士山本宮浅間大社 本宮)
【アクセス】富士山頂上へ登山
(2019/02時点の情報です)